特許
J-GLOBAL ID:200903085609977311

燃料集合体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 春日 讓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-297698
公開番号(公開出願番号):特開平11-194190
出願日: 1992年08月06日
公開日(公表日): 1999年07月21日
要約:
【要約】【課題】高燃焼度化を目指した燃料集合体において、反応度を低下させずにボイド係数を小さくする。また、局所出力ピーキングを平坦化し、合わせて中性子減速棒の減速材横断面積を最適化する。【解決手段】通常の燃料棒22と部分長燃料棒23,23aを9×9の正方格子状に配列し、中央の燃料棒が7本配置可能な領域に対角線状に2本の大型水ロッド24を配置する。部分長燃料棒23は正方格子状の燃料棒配列の最外層の各辺の中央部に1本づつ配置し、部分長燃料棒23aは水ロッド24の隣接位置に配置し、最外層より内側の1層には通常の燃料棒22のみを配置する。この構成により、ボイド係数が低減しかつ制御棒価値が向上する。また、反応度損失と局所出力ピーキングの両方が改善され、燃料経済性と熱的余裕が共に向上する。水ロッド内横断面積は9cm2であり、これによっても燃料経済性が向上しかつチャンネル安定性、炉心安定性が向上する。
請求項(抜粋):
9行9列の正方格子状に配列された多数の燃料棒と、燃料棒を7本配置可能な中央部の領域に配置され、その横断面積が単位燃料格子の横断面積より大きな2本の水ロッドとを有する燃料集合体において、(a)前記燃料棒は、複数の第1燃料棒と、燃料有効長が前記第1燃料棒より短い複数の第2燃料棒とを含むこと;(b)前記第2燃料棒は、少なくとも前記正方格子状の燃料棒配列の最外層に配置されていること;(c)前記最外層に配置されている前記第2燃料棒は、前記最外層の各辺の中央部にそれぞれ1本づつ配置されていること;(d)前記正方格子状の燃料棒配列の外側から2層目に配置される燃料棒のうち、前記最外層の前記第2燃料棒に隣接する燃料棒は前記第1燃料棒であること;を特徴とする燃料集合体。
IPC (3件):
G21C 3/326 GDB ,  G21C 3/326 ,  G21C 3/328
FI (3件):
G21C 3/30 GDB Y ,  G21C 3/30 W ,  G21C 3/32 E
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭64-023194
  • 特開昭64-023195

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