特許
J-GLOBAL ID:200903085610422919

ネットワーク間中継先判定用データベース及びデータベースの構築方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 河野 登夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-005880
公開番号(公開出願番号):特開平10-210066
出願日: 1997年01月16日
公開日(公表日): 1998年08月07日
要約:
【要約】【課題】 従来は多数のサーチキーが同一のハッシュ値に変換されるため、目的のエントリを見つけるまでにネクストポインタでチェイニングされた多数のエントリをサーチする必要が生じ、ハッシュ関数を利用しているにも拘らず効率的なサーチが行なえないという問題が生じる。【解決手段】 ハッシュ関数を使用することにより本来のサーチキーをサーチするために必要な空間を圧縮することは従来と同様であるが、学習時と実際の中継先判定時とで異なるハッシュテーブルHTA, HTBを使用し、しかも各エントリE1,E2, E3...に両方のハッシュテーブルHTA, HTB用の第1ネクストポインタNPA, 第2ネクストポインタNPB を持たせておくことにより、両ハッシュテーブルHTA, HTBにリンクするエントリを共通化して、エントリの数を従来のハッシュテーブル使用の場合と同等に抑えることを特徴とする。
請求項(抜粋):
それぞれにアドレスが付与された複数の端末を接続したネットワーク複数がそれぞれ中継装置の異なるポートを介して接続されたネットワーク間で、通信の送信元の端末を示すアドレスと通信の送信先の端末を示すアドレスとを含む通信信号を通信する際の前記中継装置における中継先判定用データベースにおいて、端末のアドレスと、それぞれが前記中継装置に接続されるポートのアドレスと、それぞれが属するネットワークのアドレスとを保持するエントリと、端末のアドレスとそれが前記中継装置に接続されるポートのアドレスとを変数として第1のハッシュ関数により求めた値をインデクスとする第1のハッシュテーブルと、端末のアドレスとその端末が属するネットワークのアドレスとを変数として第2のハッシュ関数により求めた値をインデクスとする第2のハッシュテーブルとを有し、前記第1のハッシュテーブルの各インデクスに対応する位置には、端末のアドレスとポートのアドレスとが前記第1のハッシュ関数によりそれぞれのインデクスに変換される一つまたは複数のエントリの内の一つにリンクするためのポインタを、前記第2のハッシュテーブルの各インデクスに対応する位置には、端末のアドレスとネットワークのアドレスとが前記第2のハッシュ関数によりそれぞれのインデクスに変換される一つまたは複数のエントリの内の一つにリンクするためのポインタをそれぞれ保持させてあり、各エントリには、前記第1のハッシュテーブルの同一のインデクスに前記第1のハッシュ関数により変換されるべき端末のアドレスとポートのアドレスとを有する複数のエントリ相互を順次的にリンクさせるための第1のポインタと、前記第2のハッシュテーブルの同一のインデクスに前記第2のハッシュ関数により変換されるべき端末のアドレスとネットワークのアドレスとを有する複数のエントリ相互を順次的にリンクさせるための第2のポインタとをそれぞれ保持させてあることを特徴とするネットワーク間中継先判定用データベース。
IPC (4件):
H04L 12/46 ,  H04L 12/28 ,  G06F 12/00 520 ,  G06F 13/00 355
FI (3件):
H04L 11/00 310 C ,  G06F 12/00 520 A ,  G06F 13/00 355

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