特許
J-GLOBAL ID:200903085613682350

芳香族複素環とC7-C8で環化されたベンゾピラン並びにそれらを含有する組成物および(コ)ポリマーマトリクス

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳田 征史 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-503864
公開番号(公開出願番号):特表2003-502334
出願日: 2000年06月05日
公開日(公表日): 2003年01月21日
要約:
【要約】本発明は、7,8位で環化された芳香族複素環および5,6位で環化された炭素環を有する新規のベンゾピラン型化合物に関する。これらの化合物(I)は、興味深いフォトクロミック特性を有する。本発明はまた、それらの調製、フォトクロームしてのそれらの用途、並びにそれらを含有する組成物および(コ)ポリマーマトリクスにも関する。
請求項(抜粋):
化学式(I)の化合物:【化1】ここで:・ Aは、チエノ、ベンゾチエノ、フラノ、ベンゾフラノ、ピロロ、インドロ、ナフトフラノまたはナフトチエノ型の芳香族複素環であり、該複素環は、2,3位または3,2位で前記ベンゾピランと縮合されている;・ R1およびR2は、同じかまたは異なり、独立して: - 水素、 - 1から12までの炭素原子を含む線状または枝分れアルキル基、 - 3から12までの炭素原子を含むシクロアルキル基、 - 基本構造において、それぞれ6から24までの炭素原子または4から24までの炭素原子と、硫黄、酸素および窒素から選択される少なくとも1つのヘテロ原子を含むアリールまたはヘテロアリール基;該基本構造は、以下に与えられた全部の置換基から選択される少なくとも1つの置換基により必要に応じて置換されている: + ハロゲン、特に、フッ素、塩素および臭素、 + 1から12までの炭素原子を含む線状または枝分れアルキル基、 + 1から12までの炭素原子を含む線状または枝分れアルコキシ基、 + 少なくとも1つのハロゲン原子により置換された、それぞれ、上述した(C1-C12)アルキルまたはアルコキシ基に対応するハロアルキルまたはハロアルコキシ基、特に、この種類のフルオロアルキル基、 + 2から12までの炭素原子を含む線状または枝分れアルケニル基、特に、ビニル基またはアリル基、 + -NH2基、 + -NHR基、ここでRは1から6までの炭素原子を含む線状または枝分れアルキル基を表す、 + 【化2】基、ここで、R’およびR”は、同じか異なり、独立して、1から6までの炭素原子を含む線状または枝分れアルキル基を表し、またはそれらが結合している窒素原子と共に、酸素、硫黄および窒素から選択される少なくとも1つの他のヘテロ原子を含んでも差し支えない5から7員環を表し、ここで該窒素は、1から6までの炭素原子を含む線状または枝分れアルキル基である、R’”基により必要に応じて置換される、 + メタクリロイル基またはアクリロイル基、 - アラルキルまたはヘテロアラルキル基、そのアルキル基は、線状または枝分れであり、1から4までの炭素原子を含み、そのアリール部分は、アリールおよびヘテロアリール基に関して前出のものと同じ定義を有する; または 前記2つの置換基R1およびR2は互いに、アダマンチル、ノルボルニル、フルオレニリデン、ジ(C1-C6)アルキルアントラセニリデンまたはスピロ(C5-C6)シクロアルキルアントラセニリデン基を形成し;該基は、R1、R2:アリールまたはヘテロアリール基に関して上記に列記された置換基の内の少なくとも1つにより必要に応じて置換されている;・ R3およびR4は、同じか異なり、独立して: - ハロゲン、特に、フッ素、塩素または臭素、 - ヒドロキシ、 - 1から12までの炭素原子(好ましくは、1から6までの炭素原子)を含む線状または枝分れアルキル基、 - 3から12までの炭素原子を含むシクロアルキル基、 - 1から12までの炭素原子(好ましくは、1から6までの炭素原子)を含む線状または枝分れアルコキシ基、 - 特に、フッ素、塩素および臭素から選択された、少なくとも1つのハロゲン原子により置換された、それぞれ、上述のアルキル、シクロアルキル、アルコキシ基に対応するハロアルキル、ハロシクロアルキル、またはハロアルコキシ基、 - R1、R2に関して前出のものと同じ定義を有するアリールまたはヘテロアリール基、 - アラルキルまたはヘテロアラルキル基、そのアルキル基は、線状または枝分れであり、1から4までの炭素原子を含み、そのアリールおよびヘテロアリール基は、R1、R2に関して前出のものと同じ定義を有する、 - アミンまたはアミド基:-NH2、-NHR、-CONH2、-CONHR、【化3】ここでR、R’、R”は、前記R1、R2:アリールまたはヘテロアリールのアミン置換基に関してそれぞれ前出のものと同じ定義を有する、 - -OCOR6または-COOR6基、R6は、前記R1、R2:アリールまたはヘテロアリールに関して列記された置換の内の少なくとも1つにより必要に応じて置換され、1から6までの炭素原子を含む線状または枝分れアルキル基、または3から6までの炭素原子を含むシクロアルキル基、またはフェニル基を表す; または 隣接する、R3基の少なくとも2つが、酸素、硫黄および窒素からなる群より選択された少なくとも1つのヘテロ原子および/またはR1またはR2を表すアリールまたはヘテロアリール基の基本構造の置換基として上記のごとく定義されたような、線状または枝分れC1-C6アルキル基、線状または枝分れC1-C6アルコキシ基、および化学式-NH2、-NHRまたは【化4】のアミン基から選択される少なくとも1つの置換基を含んでも差し支えない5から6員の芳香族または非芳香族環を形成する;・ mおよびnは0から4までの整数である。
IPC (12件):
C07D493/04 106 ,  A61L 27/00 ,  C07D307/77 ,  C07D495/04 101 ,  C08F 2/44 ,  C08J 5/00 CEY ,  C08K 5/1545 ,  C08L101/00 ,  G02B 1/04 ,  G02B 5/23 ,  G02C 7/02 ,  G02C 7/10
FI (12件):
C07D493/04 106 C ,  A61L 27/00 D ,  C07D307/77 ,  C07D495/04 101 ,  C08F 2/44 B ,  C08J 5/00 CEY ,  C08K 5/1545 ,  C08L101/00 ,  G02B 1/04 ,  G02B 5/23 ,  G02C 7/02 ,  G02C 7/10
Fターム (73件):
2H006BA01 ,  2H006BA06 ,  2H006BE01 ,  2H006BE05 ,  2H048DA04 ,  2H048DA11 ,  2H048DA14 ,  2H048DA24 ,  4C037XA04 ,  4C071AA01 ,  4C071AA08 ,  4C071BB01 ,  4C071BB08 ,  4C071CC11 ,  4C071CC12 ,  4C071CC21 ,  4C071EE04 ,  4C071EE12 ,  4C071FF17 ,  4C071GG01 ,  4C071JJ01 ,  4C071KK01 ,  4C071LL05 ,  4C071LL07 ,  4C081AB22 ,  4C081BB03 ,  4C081CA16 ,  4C081CC01 ,  4F071AA01 ,  4F071AA09 ,  4F071AA22 ,  4F071AA33 ,  4F071AA34 ,  4F071AA42 ,  4F071AA43 ,  4F071AA50 ,  4F071AA51 ,  4F071AA52 ,  4F071AA53 ,  4F071AA54 ,  4F071AA67 ,  4F071AC04 ,  4F071AE22 ,  4F071AF29 ,  4F071AF34 ,  4F071AH19 ,  4F071BA02 ,  4F071BB02 ,  4F071BC01 ,  4F071BC07 ,  4F071BC17 ,  4J002AA001 ,  4J002AB011 ,  4J002BC031 ,  4J002BG041 ,  4J002BG051 ,  4J002BG101 ,  4J002CD001 ,  4J002CF001 ,  4J002CG001 ,  4J002CH001 ,  4J002CK011 ,  4J002CK021 ,  4J002CL001 ,  4J002CP031 ,  4J002EL096 ,  4J002FD206 ,  4J002GP00 ,  4J002GP01 ,  4J011PA35 ,  4J011PB25 ,  4J011PB40 ,  4J011PC02

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