特許
J-GLOBAL ID:200903085618964869
分娩進度検出器
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
松永 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-297675
公開番号(公開出願番号):特開平10-118048
出願日: 1996年10月18日
公開日(公表日): 1998年05月12日
要約:
【要約】【課題】 初期設定の操作が容易で産婦に不快感を与えることなく、分娩過程における胎児の分娩進行度合いを検出できる分娩進度検知器を提供する。【解決手段】 産婦の膣内に分娩進度検出器Aを挿入する。該検出器は、外周面が膣壁面に滑り止め状態で当接しかつ胎児の分娩下降に伴って軸方向に圧縮変形が生じる伸縮部11aと圧縮変形が殆ど生じない挿入保持部11bとを有する軟質物からなる検出体11と、検出体の伸縮部に設けられた金属パイプ15と、検出体の挿入保持部に設けられたコイル27を有する発振回路及び送信器とを備える。発振回路の発振周波数は伸縮部の圧縮変形に伴うコイルと金属パイプとのラップ量に応じて変化し、送信器は該周波数に基づいて胎児の分娩進行度合いを示す信号をアンテナ22から送信する。検出体は袋状の表皮12とスポンジゴム13とからなり、膣内挿入前に表皮内を真空にすると表皮外径が収縮し、挿入後に表皮内を大気圧に開放すると元の形状に戻る。
請求項(抜粋):
産婦の膣内に挿入され、分娩過程にある胎児の分娩進行度合いを検出する分娩進度検出器であって、軟質物で構成され、外周面が膣壁面に滑り止め状態で当接しかつ胎児の分娩下降に伴って軸方向に圧縮変形が生じる伸縮部と圧縮変形が殆ど生じない挿入保持部とからなる検出体と、該検出体の伸縮部に設けられた位置検出用素子と、上記検出体の挿入保持部に設けられ、上記素子の位置を継続的に検出することで胎児の分娩下降に伴う上記伸縮部の圧縮変形量を測定する圧縮変形量測定手段と、上記検出体の挿入保持部に設けられ、上記測定手段の測定結果に基づいて胎児の分娩進行度合いを示す信号をアンテナから送信する信号送信手段とを備えたことを特徴とする分娩進度検出器。
IPC (3件):
A61B 5/11
, A61B 5/107
, A61B 17/42
FI (3件):
A61B 5/10 310 A
, A61B 17/42
, A61B 5/10 300 M
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