特許
J-GLOBAL ID:200903085630290628
車輪用軸受
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
野田 雅士 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-023816
公開番号(公開出願番号):特開2001-215133
出願日: 2000年02月01日
公開日(公表日): 2001年08月10日
要約:
【要約】【課題】 シール板の嵌合部における水の浸入が防止できて、軸受寿命の向上が図れ、またシール板の抜けや移動の問題が生じず、かつ磁束密度の確保が容易なものとする。【解決手段】 内方部材1と外方部材2の間にシール装置5を設ける。このシール装置5は、第1のシール板11にエンコーダ格子となる弾性部材14を設ける。第2のシール板12には、サイドリップ16aとラジアルリップ16b,16cを一体に設ける。第1,第2のシール板11,12のうち、少なくとも第1のシール板11を、磁性体からなる鋼板の表面に、内方部材1よりもヤング率の低い金属層20を形成したものとする。
請求項(抜粋):
内方部材および外方部材と、これら内外の部材間に収容される複数の転動体と、上記内外の部材間の端部環状空間を密封するシール装置とからなる車輪用軸受において、上記シール装置は、上記内方部材と外方部材のうちの互いに異なる部材に各々取付けられた第1および第2の環状のシール板を有し、両シール板は、各々円筒部と立板部とでなる断面L字状に形成されて互いに対向し、第1のシール板は上記内方部材および外方部材のうちの回転側の部材に嵌合され、立板部は軸受外方側に配されると共に、この立板部に磁性体粉が混入された弾性部材が加硫接着されて、この弾性部材は周方向に交互に磁極が形成され、第2のシール板は上記立板部に摺接するサイドリップと円筒部に摺接するラジアルリップとを一体に有し、この第2のシール板の円筒部と上記第1のシール板の立板部の先端とを僅かな径方向隙間をもって対峙させ、上記第1,第2のシール板のうち、少なくとも第1のシール板を、磁性体からなる鋼板の表面に、上記回転側の部材よりもヤング率の低い金属層を形成したものとしたことを特徴とする車輪用軸受。
IPC (5件):
G01D 5/245
, B60B 35/18
, F16C 33/78
, F16J 15/32 311
, F16J 15/32
FI (5件):
G01D 5/245 X
, B60B 35/18 A
, F16C 33/78 Z
, F16J 15/32 311 Z
, F16J 15/32 311 K
Fターム (16件):
2F077AA41
, 2F077NN04
, 2F077NN08
, 2F077NN26
, 2F077PP05
, 2F077VV03
, 2F077VV09
, 2F077VV11
, 2F077VV13
, 2F077VV33
, 2F077VV35
, 3J006AE23
, 3J006AE40
, 3J016AA02
, 3J016BB03
, 3J016CA04
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