特許
J-GLOBAL ID:200903085634794558

防振支持装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-066745
公開番号(公開出願番号):特開平9-257091
出願日: 1996年03月22日
公開日(公表日): 1997年09月30日
要約:
【要約】【課題】エンジン等の振動体と車体等の支持体との間に介装される支持弾性体内に流体室を構成し、その流体室の容積を可動板で変動させて振動体からの振動を能動的に減衰する防振支持装置にあって、振動体からの可動板を変位させようとする振動入力に対して当該可動板とアクチュエータとの初期設定隙間を維持すると共に、アクチュエータによる非線形な可動板吸引力と可動板を支持するバネ部材との弾性力とを均衡させて防振性能や出力特性を安定させる。【解決手段】可動板46がスペーサ47に当接してアクチュエータ52から離間する方向への変位が規制されている状態で、当該可動板46から延設された可動板側受容部55とアクチュエータケース42から延設された収納体側受容部36fとの間に、非線型なバネ剛性を有する非線形コイルスプリング48b等からなる弾性部材48を介装し、これに予め所定の圧縮性弾性力を付与する。
請求項(抜粋):
振動体及び支持体間に介在する支持弾性体と、この支持弾性体に連設された収納体と、前記支持弾性体内に画成され且つ内部に流体が封入された流体室と、前記流体室の隔壁の一部を形成し且つその流体室の容積を変化させる方向に変位可能な可動板と、この可動板を挟んで前記流体室と反対側の収納体内に配設され且つ磁力により当該可動板に変位力を付与するアクチュエータと、前記振動体から支持体に伝達される振動が低減するように前記アクチュエータに制御信号を供給する制御手段と、前記アクチュエータを前記流体室から分離するために前記可動板と収納体との間に介装されたシール部材と、前記流体室内に配設され且つ前記収納体と可動板との間に介装され且つ当該可動板をアクチュエータから離間する方向に変位させる弾性力を圧縮変形によって発現する弾性部材とを備えたことを特徴とする防振支持装置。
IPC (2件):
F16F 13/26 ,  B60K 5/12
FI (2件):
F16F 13/00 630 C ,  B60K 5/12 F

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