特許

J-GLOBAL ID：200903085634885545

回転ドラム型非磁性金属選別回収装置

発明者： 緒方 正男
出願人/特許権者： 日立機材株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-049109
公開番号（公開出願番号）：特開平8-215603
出願日： 1995年02月14日
公開日（公表日）： 1996年08月27日
要約：

【要約】【目的】 反発型磁気回路において、磁界を大きくして渦電流による非磁性金属の分離効率を向上させる。【構成】 回転ドラム型非磁性金属選別回収装置において、永久磁石固定用円筒磁性部材の断面形状を略歯車状とし、前記磁性部材の凹部の外周面上に第一の磁石を固定配置し、かつ、前記磁性部材の凸部に第二の磁石を固定配置する。

請求項（抜粋）：

一方の端部に設けられた駆動ローラと、他方の端部に設けられた非磁性体のドラムと、前記駆動ローラとドラムに巻装された無端状のベルトと、前記ドラム内に回転自在に配設されドラムの内周面に近接して複数個の磁石が円筒磁性部材の円周方向に沿って固設された円筒状の永久磁石回転子とを備え、 前記永久磁石回転子を前記ドラムおよびベルトより速い回転速度でこれらと同方向に回転させるようにして、導電性非磁性金属と磁性金属と非金属とを選別する機能を有すると共に、磁化方向が前記ドラムの接線方向と略同一の第一の磁石を間隙をおいて配置し、前記第一の磁石間の各間隙に磁化方向が前記ドラムの法線方向と略同一の第二の磁石を配置し、前記第一の磁石の隣接する対向面は同極とし、かつ前記極間にある第二の磁石はドラム側が前記同極性の磁極と同極となるように配置した永久磁石回転子を有する回転ドラム型非磁性金属選別回収装置において、前記円筒磁性部材の断面形状を略歯車状とし、前記磁性部材の凹部の外周面上に第一の磁石を固定配置し、かつ前記磁性部材の凸部に第二の磁石を固定配置したことを特徴とする回転ドラム型非磁性金属選別回収装置。