特許
J-GLOBAL ID:200903085642865111

波長選択回折格子利用型光学カプラ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-510393
公開番号(公開出願番号):特表平11-511568
出願日: 1996年08月26日
公開日(公表日): 1999年10月05日
要約:
【要約】光通信の分野で種々の用途を有する波長選択光ファイバーカプラを開示する。このカプラは、互いに密着した異質の光ガイド(1222)からなる。光による、永久の屈折率回折格子(42)がカプラの腰部(52)に記録されている。回折格子は、特定の波長範囲内のエネルギーを第1光ガイド(12)から第2光ガイド(22)へと濾過すると共に伝送する。直交非対称回折格子で、効率的なエネルギー伝送手段を得ている。カプラは、僅かだけ異なった波長で作用する複数のレーザーを単一ファイバーに組み込む、又は、マルチプレックスする。分散補償器やゲイン平坦化フィルターなどのその他の実施の形態も開示している。
請求項(抜粋):
(a)第1光ファイバーと (b)コアと感光性クラッドとを有する第2光ファイバーと (c)前記第1及び第2光ファイバーとを、横断面積が減少された所定長さの中心部までテーパー処理されており、前記両ファイバーは前記横断面積が減少された所定長さに沿って長手方向に融着されて結合部位を形成しており、この結合部位が、前記第1光ファイバーの前方伝播モードを前記第2光ファイバーの後方伝播モードへと結合するように選ばれた周期性を有する屈折率回折格子を有してなる光ファイバカプラ。

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