特許
J-GLOBAL ID:200903085643426600
画像情報処理装置
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-026117
公開番号(公開出願番号):特開平8-202871
出願日: 1995年01月20日
公開日(公表日): 1996年08月09日
要約:
【要約】【目的】 デジタル画像情報の処理で、画像情報内のノイズ成分を高速に除去する画像情報処理装置。【構成】 この発明は画像情報の処理において、初めに全画素について注目画像と近傍画像とで濃度値の平均値を算出手段で算出し、次にその平均値と注目画像及び近傍画像の分散値を算出手段で算出し、その分散値と閾値とを比較器で比較し、分散値が閾値より大きい画像のみメディアンフィルタ手法で処理して出力画像値とし、分散値が閾値より小さいときは前記平均値を出力画像値とする構成とする。
請求項(抜粋):
デジタル画像情報を入力しノイズ成分を除去したデジタル画像情報を出力する画像情報処理装置において、入力したデジタル画像情報を記憶する入力画像メモリ(13)と、上記入力画像メモリ(13)の各画素の濃度データ値を用いて注目画像と近傍画像とで平均値を求め上記平均値画像を記憶する平均値算出手段(14)と、上記平均値算出手段(14)で得られた各画素の平均値画像により注目画像と近傍画像との分散値を求め上記分散値を記憶する分散値算出手段(15)と、上記分散値算出手段(15)で得られた各画素の分散値と予め設定した閾値との大小を比較するデジタル値比較手段(16)と、上記分散値が上記閾値より大きい画像についてメディアンフィルタ手法で注目画像と近傍画像とで中央値を求めメディアン画像を記憶するメディアン手法算出手段(17)と、上記分散値が上記閾値より小さい画像については上記平均値画像を、上記分散値が上記閾値より大きい画像については上記メディアン画像を記憶する出力画像メモリ(18)と、を具備することを特徴とする画像情報処理装置。
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