特許

J-GLOBAL ID：200903085643999650

接触角計測装置、動的表面張力計測装置、接触角計測方法、および動的表面張力計測方法

発明者： 酒井 真理
出願人/特許権者： セイコーエプソン株式会社
代理人 (1件)： 五十嵐 孝雄 (外3名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平11-300562
公開番号（公開出願番号）：特開2001-116675
出願日： 1999年10月22日
公開日（公表日）： 2001年04月27日
要約：

【要約】【課題】 少量の試料液体を用いて接触角を正確に測定するとともに、動的表面張力を簡便に測定する。【解決手段】 平行平板の間に試料液体を挟持し、試料液体の表面張力によって平板間に該液体を保持させる。このときに平板間に形成される界面の形状を検出して接触角を測定する。あるいは、界面の表面張力によって試料液体内部に発生する界面圧力を検出して、界面圧力の検出値から接触角を算出する。かかる方法によれば、平板間に界面を形成し得る少量の試料液体を用いて接触角を正確に計測することができる。更に、平板間の間隔を変動させる等の方法により、界面を高速に移動させながら、界面形状を検出して接触角を求めるとともに、界面圧力を測定する。こうして得た接触角と界面圧力とから、動的表面張力を求めることもできる。かかる方法によれば、動的表面張力を簡便に計測することができる。

請求項（抜粋）：

試料液体の接触角を計測する接触角計測装置であって、前記試料液体を間隙に挟持する一組の試料液体挟持面を有し、該間隙に挟持された試料液体を、前記試料液体挟持面の周縁に形成された平滑域で、該試料液体の表面張力によって保持する試料液体保持部と、前記間隙に挟持された試料液体が前記平滑域に形成する界面の形状として、前記接触角を検出する接触角検出手段とを備える接触角計測装置。