特許
J-GLOBAL ID:200903085647383190

スラスト滑り軸受

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-277360
公開番号(公開出願番号):特開平10-121977
出願日: 1997年10月09日
公開日(公表日): 1998年05月12日
要約:
【要約】【解決手段】 定置の軸受本体20と回転する軸受つば19との間に配置された潤滑隙間25の成形された円環面24が軸14を中心としてまたは軸と一緒に回転するように形成されている。円環面は半径方向に配置された複数の潤滑オイル溝26とこれに周方向で結合されたウェッジ面27とを備えている。そされぞれウェッジ面並びにこれに隣り合った潤滑オイル溝26の間にキャッチ面が形成されている。潤滑オイル溝26及びウェッジ面27は半径方向外側でシールウエブ29により制限されている。シールウエブは潤滑オイル溝の領域内にこれに向かって開いた汚れ溝30を備えており、この汚れ溝が軸受ハウジングに向かって同様に開いている。これにより、粗く浄化された潤滑オイル3内に含まれた比較的大きな汚れ粒子が潤滑隙間に達する前に遠心分離により排除される。【効果】 スラスト滑り軸受の摩耗が簡単かつコスト的に有利に軽減される。
請求項(抜粋):
内燃機関(8)に結合されていてこれの潤滑オイル回路(1)を介して、フィルタ(6)内で粗く浄化された潤滑オイルの供給を受ける排ガスターボ過給機(9)の軸(14)を支承するためのスラスト滑り軸受であって、軸受ハウジング(17)に固定的に結合された軸受本体(20)と、軸(14)と一緒に回転する軸受つば(19)と、これら両者の間に形成された少なくとも1つの潤滑隙間(25,25′)とから成り、この潤滑隙間が、成形された円環面(24,24′)と平らな滑り面(23,23′)とにより形成されていてオイル供給部(21)に結合されている形式のものにおいて、a) 成形された円環面(24,24′)が、軸(14)を中心として回転するように、または軸(14)と一緒に回転するように形成されており、半径方向に配置された複数の潤滑オイル溝(26,26′)と、この潤滑オイル溝に周方向で結合されたウェッジ面(27,27′)とを備えており、かつ、それぞれのウェッジ面(27,27′)と、これに隣り合った潤滑オイル溝(26,26′)との間にキャッチ面(28,28′)が形成されており、b) 潤滑オイル溝(26,26′)及びウェッジ面(27,27′)が半径方向外側でシールウエブ(29,29′)により制限されており、c) シールウエブ(29,29′)が、潤滑オイル溝(26,26′)の領域内に潤滑オイル溝と外側とに開いた汚れ溝(30,30′)を備えていることを特徴とするスラスト滑り軸受。
IPC (3件):
F02B 39/14 ,  F01D 25/16 ,  F16C 33/10
FI (4件):
F02B 39/14 C ,  F01D 25/16 D ,  F01D 25/16 E ,  F16C 33/10 Z

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