特許
J-GLOBAL ID:200903085648772301

散乱異方性フィルムおよびそれを用いた液晶表示装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-224621
公開番号(公開出願番号):特開2003-035803
出願日: 2001年07月25日
公開日(公表日): 2003年02月07日
要約:
【要約】【課題】 画像のボケを抑制し、入射光の角度に関わらず明るい表示を得る。【解決手段】 透明基板の前面側(観察者側)に配置されて使用され、前面側からの入射光を散乱させて散乱光を透明基板に出射可能な散乱異方性フィルムを用いた液晶表示装置とする。ここで、散乱異方性フィルムは、予め入射光の角度θを変化させて測定された最高の散乱度D<SB>max</SB>及び最低の散乱度D<SB>min</SB>に基づき(但し、0.4<D<SB>min</SB><D<SB>max</SB>)、散乱異方性の度合をC=(D<SB>max</SB>-D<SB>min</SB>)/(D<SB></SB><SB>max</SB>+D<SB>min</SB>)と定めたとき、透明基板の厚みTに対し、C>0.2Tの関係を満たすようにする。このとき、C>0.2Tを満たすことから通常の必要な解像度を満たすので、画像のボケを生じさせない。また、D<SB>min</SB>が0.4を超えることから散乱異方性の度合Cが抑制されるので、散乱される入射光の角度の範囲が拡張される。
請求項(抜粋):
透明基板の前面側(観察者側)に配置されて使用され、前面側からの入射光を散乱させて散乱光を前記透明基板に出射可能な散乱異方性フィルムであって、予め前記入射光の角度θを変化させて測定された最高の散乱度D<SB>max</SB>及び最低の散乱度D<SB>min</SB>に基づき(但し、0.4<D<SB>min</SB><D<SB>max</SB>)、散乱異方性の度合をC=(D<SB>max</SB>-D<SB>min</SB>)/(D<SB>max</SB>+D<SB>min</SB>)と定めたとき、前記透明基板の厚みTに対し、C>0.2Tの関係を満たすことを特徴とする散乱異方性フィルム。
IPC (4件):
G02B 5/02 ,  G02B 5/32 ,  G02F 1/1335 ,  G02F 1/1335 520
FI (4件):
G02B 5/02 B ,  G02B 5/32 ,  G02F 1/1335 ,  G02F 1/1335 520
Fターム (10件):
2H042BA01 ,  2H042BA06 ,  2H042BA15 ,  2H042BA20 ,  2H049CA16 ,  2H049CA22 ,  2H091FA14Z ,  2H091FA32X ,  2H091FD06 ,  2H091LA17
引用特許:
審査官引用 (3件)

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