特許
J-GLOBAL ID:200903085652140620

使用済燃料貯蔵容器の監視方法、および監視装置を備えた使用済燃料貯蔵システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-027159
公開番号(公開出願番号):特開2002-228789
出願日: 2001年02月02日
公開日(公表日): 2002年08月14日
要約:
【要約】【課題】貯蔵容器の健全性を容易に監視可能な使用済燃料貯蔵容器の監視方法、および監視装置を備えた使用済燃料貯蔵システムを提供することにある。【解決手段】監視装置60は、キャニスタ14の一次蓋48と二次蓋52との間に形成された密閉空間55内に振動自在に吊るされた永久磁石62と、キャニスタの外側に設けられ、このキャニスタの壁部を通して永久磁石に磁界を印加して振動させる電磁石66と、キャニスタの外側に設けられ、永久磁石の振動によって生じる磁界の変化を検出する検出器68と、を備えている。監視装置の制御部70は、電磁石によって所定の周期で変動する磁界を永久磁石に印加して永久磁石を強制的に振動させ、検出器によって検出された磁界の変化に基づいて、永久磁石の振動振幅の減衰率を測定する。そして、この減衰率の変化を密閉空間の圧力変化に換算してキャニスタの健全性を監視する。
請求項(抜粋):
使用済燃料が収納された容器本体と、この容器本体にそれぞれ溶接され容器本体の上端開口を閉塞した一次蓋およびこの一次蓋の外側に位置した二次蓋と、を備え、上記一次蓋と二次蓋との間の空間に加圧された気体が充填されているとともに、コンクリート容器内に収納された金属製の貯蔵容器の健全性を監視する使用済燃料貯蔵容器の監視方法において、上記空間内に磁性体で形成された振動子を配置し、上記容器本体の外部から上記振動子に磁界を印加して振動させ、上記振動子の振動振幅の減衰率を測定することにより、上記空間内の圧力の低下を監視することを特徴とする使用済燃料貯蔵容器の監視方法。
IPC (5件):
G21C 19/06 ,  G21C 19/32 ,  G21F 5/12 ,  G21F 9/36 511 ,  G21F 9/36 541
FI (5件):
G21C 19/32 W ,  G21F 9/36 511 P ,  G21F 9/36 541 A ,  G21C 19/06 S ,  G21F 5/00 E

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