特許
J-GLOBAL ID:200903085652198261

対物レンズ駆動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小池 晃 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-169784
公開番号(公開出願番号):特開平8-036768
出願日: 1994年07月21日
公開日(公表日): 1996年02月06日
要約:
【要約】【目的】 軸外収差の発生を抑制して情報信号の再生精度を向上するとともに装置の小型化を達成する。【構成】 有限対物レンズ11と、この対物レンズ11が組み付けられるとともにフォーカシングコイル22とトラッキングコイル23とが組み付けられるボビン部材14と、マグネット28が接合されるヨーク24が一体に立ち上がり形成されたベース部材17と、このベース部材17に固定されたボビン支持部材16と、基端部32がボビン支持部材17に固定されるとともに嵌合部34がボビン部材14に固定されることによって、ホビン部材14をフォーカシング方向とトラッキング方向とに弾性変位自在に支持する弾性部材15とを備える。有限対物レンズ11は、トラッキングエラー信号によってトラツキング方向へ調動動作される際に、光軸のズレによって生じる軸外収差を補正するトラツキング方向へと傾倒動作されるように構成する。
請求項(抜粋):
有限対物レンズが組み付けられるとともに有限対物レンズの光軸と平行なフォーカシング方向に作用する磁気駆動力を発生するフォーカシングコイルと有限対物レンズの光軸と直交するトラッキング方向に作用する磁気駆動力を発生するトラッキングコイルとが組み付けられるボビン部材と、自由端部がボビン部材の両側面部にそれぞれ上下に離間して嵌合されることによってこのボビン部材をフォーカシング方向とトラッキング方向とに弾性変位自在に支持するバネ材によって形成された4本の弾性部材と、マグネットが接合されるとともにフォーカシングコイルの内部に貫通される第1のヨーク片とトラッキングコイルと対向するようにして位置された第2のヨーク片とが形成されかつ弾性部材の基端部を支持するボビン支持部材が固定されたベース部材と、ボビン部材のトラッキング方向への変位動作に連動して、有限対物レンズを光軸のズレによって発生する軸外収差を補正するトラッキング方向へと傾倒動作させる対物レンズ傾倒手段とを備える対物レンズ駆動装置。

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