特許
J-GLOBAL ID:200903085655401220

車両用空調装置および車両用空調制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 永井 冬紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-352541
公開番号(公開出願番号):特開2006-160024
出願日: 2004年12月06日
公開日(公表日): 2006年06月22日
要約:
【課題】 乗員が快適に感じるように送風できる車両用空調装置および車両用空調制御方法を提供する。 【解決手段】 IRカメラ31で撮像した熱画像に基づいて、乗員の有無や乗員の顔面部および手の表面温度、車室内温度などを検出する。乗員の顔面の表面温度の目標値と、乗員の顔面の表面温度との差が所定値より大きく、且つ、乗員の手の表面温度が所定温度範囲外である場合には、乗員の手の表面温度を空調制御に用いる表面温度として選択する。そして、手の表面温度の目標値と、手の表面温度とが一致するように、送風風温、送風風量、吹き出し口および風向を決定して、乗員の手に向けて送風する。【選択図】 図6
請求項(抜粋):
車室内または車室外の空気を冷却および加熱して車室内に空調空気として送風する車両用空調装置において、 目標とする車室内の温度を設定する温度設定手段と、 車室内の乗員を検出する乗員検出手段と、 乗員の少なくとも顔面および手の表面温度をそれぞれ検出する乗員表面温度検出手段と、 前記温度設定手段で設定された車室内の設定温度と、前記乗員表面温度検出手段で検出された乗員の顔面の表面温度とに基づいて、乗員の顔面の表面温度の目標値を算出するとともに、前記温度設定手段で設定された車室内の設定温度と、前記乗員表面温度検出手段で検出された乗員の手の表面温度とに基づいて、乗員の手の表面温度の目標値を算出する目標表面温度算出手段と、 前記目標表面温度算出手段で算出された乗員の顔面の表面温度の目標値と、前記乗員表面温度検出手段で検出された乗員の顔面の表面温度との差が所定値より大きく、且つ、前記乗員表面温度検出手段で検出された乗員の手の表面温度が所定温度範囲外である場合には、前記乗員表面温度検出手段で検出された乗員の手の表面温度を空調制御に用いる表面温度として選択し、前記目標表面温度算出手段で算出された乗員の顔面の表面温度の目標値と、前記乗員表面温度検出手段で検出された乗員の顔面の表面温度との差が所定値より大きく、且つ、前記乗員表面温度検出手段で検出された乗員の手の表面温度が所定温度範囲内である場合、および、前記目標表面温度算出手段で算出された乗員の顔面の表面温度の目標値と、前記乗員表面温度検出手段で検出された乗員の顔面の表面温度との差が前記所定値以下の場合には、前記乗員表面温度検出手段で検出された乗員の顔面の表面温度を空調制御に用いる表面温度として選択する表面温度選択手段と、 前記表面温度選択手段で選択された乗員の表面温度の部位に関して前記目標温度算出手段で算出された乗員の表面温度の目標値と、前記表面温度選択手段で選択された乗員の表面温度の部位に関して乗員表面温度検出手段で検出された乗員の表面温度とが一致するように、風温、風量および吹き出し口位置を制御する制御手段とを備えることを特徴とする車両用空調装置。
IPC (2件):
B60H 1/00 ,  B60H 1/34
FI (2件):
B60H1/00 101Q ,  B60H1/34 671A
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 車両用空調装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-231981   出願人:株式会社デンソー, トヨタ自動車株式会社

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