特許
J-GLOBAL ID:200903085664529026

一軸型コンバインドサイクル発電設備の起動方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 猪股 祥晃
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-212431
公開番号(公開出願番号):特開平7-063010
出願日: 1993年08月27日
公開日(公表日): 1995年03月07日
要約:
【要約】【目的】本発明は、複雑な系統構成や単独で蒸気の供給停止を制御するための制御装置を必要とせず、かつ、軸の起動時に系列出力の低下を伴わない軸の起動方法を提供することにある。【構成】本発明は、一軸型コンバインドサイクル発電設備において、補助蒸気による蒸気タービンの暖機なしで、自軸の発生蒸気を蒸気タービンに導入し定格無負荷回転数もしくは初負荷運転を継続しながら起動前の蒸気タービン第1段シェル内面メタル温度に準拠して定めた主蒸気温度と主蒸気温度上昇率を使用し、主蒸気温度設定値を上昇させて主蒸気温度を設定値に制御し、蒸気タービンに供給することにより蒸気タービンを暖機し、蒸気タービン暖機完了後は別に定める主蒸気温度設定値に切り替えているので、蒸気タービンロータの熱応力を考慮した運転方法と起動軸への暖機蒸気提供等による暖機蒸気供給軸の出力低下および高圧・高温ラインと補助蒸気系の接続等を避け、運転手順の簡素化および設備の簡素化が実現できる。
請求項(抜粋):
ガスタービン・蒸気タービンおよび発電機の回転軸を1本に結合し、ガスタービンの排気エネルギーを排熱回収ボイラで蒸気に変換し、蒸気タービンに導入し電力として回収する一軸型コンバインドサイクル発電設備において、補助蒸気による蒸気タービンの暖機なしで、自軸の発生蒸気を蒸気タービンに導入し、定格無負荷回転数もしくは初負荷運転を継続しながら起動前の蒸気タービン第1段シェル内面メタル温度に準拠して定めた主蒸気温度と主蒸気温度上昇率を使用し、主蒸気温度設定値を上昇させて主蒸気温度を設定値に制御し、蒸気タービンに供給することにより蒸気タービンを暖機し、蒸気タービン暖機完了後は別に定める主蒸気温度設定値に切り替えることを特徴とする一軸型コンバインドサイクル発電設備の起動方法。
IPC (4件):
F01K 23/10 ,  F01D 19/00 ,  F01K 23/16 ,  F22B 1/18
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平3-199601
  • 特開平4-086306
  • 特開平3-199601
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