特許
J-GLOBAL ID:200903085668756256

対話システム、対話ロボット、プログラム及び記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 重久 啓子
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2004002942
公開番号(公開出願番号):WO2005-086051
出願日: 2004年03月08日
公開日(公表日): 2005年09月15日
要約:
本発明は、生活支援ロボットシステムと対話ロボットとを備えた対話システムである。対話ロボットは、生活支援ロボットシステムの分散環境行動データベースに蓄積された生活空間の環境やユーザの行動の情報を取得し、環境や行動情報からユーザの状況を分析する。対話戦略データベースに蓄積された概念の連想関係を示す連想情報をもとに音声認識されたユーザの会話の文脈を分析する。状況および会話の文脈から実行するサービスを選択する。さらに会話文脈から「連想しりとり」した表現の発話データを発話しユーザの会話に参加する。発話データに対するユーザの返事の文脈から、ユーザの対話引き込みが成功したと判断した場合に、選択したサービスの実行要求を生活支援ロボットシステムへ送信する。
請求項(抜粋):
ユーザの生活を支援するためにサービスを実行するアプライアンスを自律的に制御する生活支援ロボットシステムと、前記生活支援ロボットシステムと協働して対話ロボットの音声によりユーザと対話する対話システムであって、 前記生活支援ロボットシステムは、 所定の空間内で計測されたセンサ情報をもとに前記空間内の環境とユーザの行動とを推論してアプライアンスを制御する推論システムと、 前記推論システムによる推論結果である環境情報および行動情報を蓄積する分散環境行動データベースとを備え、 前記対話ロボットは、 概念同士の関連の度合いを記述する連想情報を蓄積する対話戦略データベースと、 当該対話ロボット内で生成されたロボット発話データを音声データに変換して発話する音声合成手段と、 ユーザの音声データの内容を認識してユーザ発話データに変換する音声認識手段と、 前記分散環境行動データベースから前記環境情報および行動情報を取得して状況記憶手段に格納する状況情報取得手段と、 前記環境情報および行動情報からユーザの状況を解析し、前記状況にもとづいて前記ユーザに提供するサービスを選択し、前記連想情報にもとづいて前記状況と関連する概念を特定し、前記概念を示す言語表現を用いてロボット発話データを生成する処理と、前記ロボット発話データに対するユーザ発話データの文脈を推論し、前記連想情報を参照して前記ユーザ発話データの文脈が前記ロボット発話データの文脈と概念的に関連しているか否かを判定する処理とを行う対話制御手段と、 前記対話制御手段により前記ユーザ発話データの文脈が前記ロボット発話データの文脈と関連すると判定された場合に、前記サービスの実行要求を前記生活支援ロボットシステムもしくは前記アプライアンスへ送信する実行要求手段とを備える ことを特徴とする対話システム。
IPC (7件):
G06Q 50/00 ,  G06F 17/28 ,  G10L 15/00 ,  G10L 15/22 ,  G10L 13/00 ,  G10L 13/08 ,  G06Q 10/00
FI (7件):
G06F17/60 124 ,  G06F17/28 Z ,  G10L15/00 200H ,  G10L15/22 300Z ,  G10L13/00 100M ,  G10L13/08 124 ,  G06F17/60 176Z
Fターム (15件):
3C007AS36 ,  3C007JS02 ,  3C007KS10 ,  3C007KS39 ,  3C007LV01 ,  3C007WB16 ,  3C007WB19 ,  3C007WC03 ,  3C007WC07 ,  5B091CA14 ,  5B091CA21 ,  5B091CB12 ,  5B091CB32 ,  5B091CD01 ,  5D015KK02

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