特許
J-GLOBAL ID:200903085671063601

パーキングブレーキペダルのダンパ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 治幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-317666
公開番号(公開出願番号):特開平7-165034
出願日: 1993年12月17日
公開日(公表日): 1995年06月27日
要約:
【要約】【目的】 パーキングブレーキペダルが原位置に復帰する際のペダル戻り速度を充分に制限しつつ、ペダルを確実に原位置に復帰させるとともに復帰後のリバウンドを小さくする。【構成】 パーキングブレーキペダルの原位置への復帰時にピストン12が位置させられる移動端側であるシリンダチューブ14の開口側端部14aの近傍に、その移動端側ほど大径となる内周テーパ面66を、内径が一定の内周面64から連続して設け、内周面64に押圧されてシール作用を為すOリング18を有するピストン12が内周テーパ面66の部分に移動すると、内周テーパ面66とOリング18との間を通してエア圧の高い第1室60側のエアが第2室62へ流出して移動抵抗が小さくなるように構成し、原位置の手前でダンパ作用を略零としてリバウンドを抑え、パーキングウォーニングランプの再点灯を防止する。
請求項(抜粋):
密閉されたシリンダチューブと、該シリンダチューブ内に摺動可能に嵌合されて該シリンダチューブ内の空間を2室に分割するピストンと、該ピストンに一体的に設けられるとともに前記シリンダチューブから外部に突き出すピストンロッドとを備えて、パーキングブレーキペダルと位置固定の部材との間に配設され、該パーキングブレーキペダルが踏込み位置から原位置へ復帰する際に前記ピストンが前記シリンダチューブの一方の端部側へ移動させられることにより、前記2室のうち該一方の端部側の第1室の容積が減少して他方の第2室よりエア圧が高められ、移動抵抗が発生してペダル戻り速度を抑制するエア式ダンパ装置において、前記シリンダチューブの内周面における前記一方の端部の近傍に、前記パーキングブレーキペダルの原位置への復帰に伴って前記ピストンが該一方の端部の近傍に達したときに前記第1室内のエアが前記第2室側へ流出することを許容するエア通路を設けたことを特徴とするパーキングブレーキペダルのダンパ装置。
IPC (3件):
B60T 7/06 ,  B62L 3/04 ,  F16F 9/02

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