特許
J-GLOBAL ID:200903085678235254

車輌用灯具におけるバルブ取付構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森山 隆
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-355105
公開番号(公開出願番号):特開平10-188603
出願日: 1996年12月20日
公開日(公表日): 1998年07月21日
要約:
【要約】【課題】 回転固定式のバルブ固定構造を備えた車輌用灯具において、セットスプリングのソケットフィクチャに対する着脱作業を容易化する。【解決手段】 放電バルブ12を保持したソケットフィクチャ18にセットスプリング20をセットして回転装着することにより、放電バルブ12をソケットフィクチャ18に固定し、その際セットスプリング20の3つの押圧部20Cにより放電バルブ12を後方から押圧する構成とする。ソケットフィクチャ18のバルブ取付座18cの位置決め周壁18dに、その後端面から後方へ突出する1つの凸部18hを形成する。セットスプリング20を回転させたとき、押圧部20Cの1つを凸部18hに当接させ、その弾性変位により凸部18hを乗り越えさせる。これにより一旦セットスプリング20をソケットフィクチャ18に装着させた後は該ソケットフィクチャ18から不用意に外れないようにして、強固な装着を不要とする。
請求項(抜粋):
バルブと、後頂部にバルブ挿入孔が形成されたリフレクタと、上記バルブを上記バルブ挿入孔内の所定位置に保持するバルブ保持具と、このバルブ保持具に上記バルブを固定するバルブ固定具と、を備えた車輌用灯具におけるバルブ取付構造において、上記バルブ固定具が、本体部と、この本体部に弾性支持された複数の押圧部とを備えてなり、上記バルブの光軸回りの回転により上記バルブ保持具に装着されるとともに該装着の際に上記各押圧部により上記バルブを後方から押圧するように構成されており、上記バルブ保持具が、上記バルブに当接して該バルブの位置決めを行うバルブ取付座と、このバルブ取付座の外周近傍において後方へ突出するように形成され、上記バルブ固定具を回転させたとき、該バルブ固定具の上記複数の押圧部のうちの少なくとも1つに当接して該押圧部を弾性変位させて乗り越えさせる少なくとも1つの凸部とを備えてなる、ことを特徴とする車輌用灯具におけるバルブ取付構造。

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