特許
J-GLOBAL ID:200903085682517892

多重式インバータ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-366818
公開番号(公開出願番号):特開平11-196578
出願日: 1997年12月26日
公開日(公表日): 1999年07月21日
要約:
【要約】【課題】複数の単位インバータのうちの少なくとも1個に短絡故障等が発生しても、残りの健全な単位インバータの運転を停止させることなく、交流負荷の運転が継続できる多重式インバータ装置を得る。【解決手段】 整流器2の直流電力を交流電力に変換するものであって、電圧形単位インバータ9を複数個準備し、9の入力側をそれぞれ平滑コンデンサ3を介して2に並列に接続され、9の出力側を直列接続し、かつ交流負荷10に接続する多重式インバータにおいて、運転異常検出手段13及び直流異常検出手段14が共に異常を検出したとき、該当する単位インバータ9に対応するバイパススイッチ11に閉路指令を与えることにより、この閉路指令の与えられた単位インバータ9に該当するヒューズ4を溶断させるバイパススイッチ制御手段15を備えたもの。
請求項(抜粋):
交流電力を直流電力に変換する整流器と、前記整流器の直流電力を交流電力に変換するものであって、複数の半導体素子をブリッジ接続してなる電圧形単位インバータを複数個設け、該各単位インバータの入力側をそれぞれ平滑コンデンサを介して前記整流器に並列に接続され、該各単位インバータの出力側を直列接続し、かつ交流負荷に接続するインバータ群と、前記整流器と前記単位インバータの間に直列接続したヒューズと、前記整流器と前記単位インバータの間であって、前記単位インバータに並列に接続され、電気的に閉路したとき負荷電流を循環させる流路を形成するバイパススイッチと、前記単位インバータを構成している半導体素子に対して所定の順序で点弧指令を与える単位インバータ制御手段と、前記単位インバータの交流出力に基づき前記単位インバータの運転異常状態を検出する運転異常検出手段と、前記単位インバータの直流入力の異常を検出する直流異常検出手段と、前記運転異常検出手段及び直流異常検出手段が共に異常を検出したとき、該当する単位インバータに対応する前記バイパススイッチに閉路指令を与えることにより、この閉路指令の与えられた単位インバータに該当する前記ヒューズを溶断させるバイパススイッチ制御手段と、を具備した多重式インバータ装置。

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