特許
J-GLOBAL ID:200903085691823998

分岐トンネル掘削用坑口壁の構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 拓也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-347839
公開番号(公開出願番号):特開平9-165991
出願日: 1995年12月14日
公開日(公表日): 1997年06月24日
要約:
【要約】【課題】 低強度コンクリート製坑口壁によって閉塞してなる円形坑口から分岐トンネル掘削用シールド掘削機を発進させる際に、その円形カッタ板の回転によって坑口壁が共回りするのを防止し、坑口壁を確実に切削できるようにする。【解決手段】 円形坑口1における本トンネルTの掘削地盤側に、該坑口1の一部を拡径方向に拡大してなる係止凹所6を設けておく一方、この円形坑口1を閉塞した低強度コンクリート製坑口壁7の円形外周面の一部に上記係止凹所6に嵌合した突出部7fを設け、分岐トンネル掘削用シールド掘削機Sの円形カッタ板8によって坑口壁7を破砕する際に、上記係止凹所6に嵌合、係止した突出部7fによって坑口壁7が円形カッタ板4と共回りするのを防止し、坑口壁7を全て確実に破砕して分岐トンネル掘削用シールド掘削機Sによる分岐トンネルT1の円滑な掘進を可能にしている。
請求項(抜粋):
鋼製セグメントを本トンネル掘削壁面に周方向および長さ方向に組立てることによって形成された本トンネル覆工の所定個所に、本トンネル内からトンネル掘削壁面間に貫通する分岐トンネル掘削用円形状坑口が設けられてあり、この円形状坑口を分岐トンネル掘削用シールド掘削機のカッタ板によって破砕可能な材料よりなる坑口壁によって閉塞してなる分岐トンネル掘削用坑口壁において、本トンネル掘削壁面側の坑口の一部に拡径方向に拡大した係止凹所が形成されてあり、この係止凹所に坑口壁の円形状周縁の一部から突設した突出部を嵌合させていることを特徴とする分岐トンネル掘削用坑口壁の構造。
IPC (2件):
E21D 9/06 301 ,  E21D 9/06
FI (2件):
E21D 9/06 301 D ,  E21D 9/06 301 E

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