特許
J-GLOBAL ID:200903085704478349

グラフト共重合体の製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-161357
公開番号(公開出願番号):特開平6-001814
出願日: 1992年06月19日
公開日(公表日): 1994年01月11日
要約:
【要約】【目的】 耐薬品性、耐衝撃性および流動性の良好なグラフト共重合体樹脂組成物の製造。【構成】 共役ジエンの単独ないし共重合体ラテックスとアクリル酸C2-12アルキルの共重合体ラテックスとを混合してから、粒径肥大処理を行い、それにシアン化ビニル+芳香族ビニル混合単量体(前者が多い)をグラフト共重合させる(定量的条件あり)。【効果】 上記目的が達成される。
請求項(抜粋):
下記の工程(I)、(II)および(III)よりなることを特徴とする、グラフト共重合体の製造法。工程(I):下記の成分(A)のラテックスと成分(B)のラテックスの混合物(ただし、両ゴムの重量は、両者の合計を100重量部とする)を得る、混合ゴムラテックス調製工程、(A) 共役ジエン単量体50重量%以上とこれと共重合可能なエチレン性不飽和単量体50重量%以下との混合物を乳化重合してなる共役ジエン系ゴムラテックスを固形分換算として20〜95重量部、(B) 炭素数2〜12の一価アルコールとアクリル酸とのエステル化合物70〜100重量%、該アクリル酸エステルと共重合可能なビニル単量体0〜27重量%、及び多官能性ビニル単量体0〜3重量%の単量体混合物を乳化重合してなるアクリル酸エステル系ゴムラテックスを固形分換算として5〜80重量部、工程(II):上記混合ゴムラテックスの平均粒子径を0.10〜0.50μmとなるように調整する、粒径肥大工程、工程(III):上記粒径肥大した混合ゴムラテックスの固形分換算で10〜70重量部の存在下に、シアン化ビニル単量体50〜85重量%及び芳香族ビニル単量体15〜50重量%より主としてなる単量体混合物90〜30重量部(ただし、混合ゴムラテックス固形分と単量体混合物の重量は、両者の合計を100重量部とする)を乳化重合させる、重合工程。
IPC (5件):
C08F291/00 MRB ,  C08F 6/18 MFR ,  C08F 6/18 MFT ,  C08F265/06 MQM ,  C08F279/02 MQP

前のページに戻る