特許
J-GLOBAL ID:200903085704941480

軸受鋼圧延材の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 須賀 総夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-090104
公開番号(公開出願番号):特開平11-286724
出願日: 1998年04月02日
公開日(公表日): 1999年10月19日
要約:
【要約】【課題】 軸受用鋼の圧延材の製造にあたり、従来必要とされていた長時間に及ぶ球状化焼鈍を省略することができるか、または省略するに至らなくても、その時間を短縮して実施すれば足り、品質においては従来品と変わるところのない製品を与えるような製造方法を提供すること。【解決手段】 重量で、C:0.8〜1.2%およびCr:0.9〜1.8%を含有する高炭素クロム軸受鋼、代表的な鋼種でいえばSUJ1〜5を、抽出から仕上げ圧延に至る間、全断面内において温度が A1点〜Acm点の間にあるように制御して圧延することにより球状化組織を得、後続する球状化焼鈍工程を省略または短縮して、棒鋼または線材を得る。 直径60mmまでの比較的小径のものの製造に適用できる。
請求項(抜粋):
少なくとも、重量で、C:0.8〜1.2%およびCr:0.9〜1.8%を含有する高炭素クロム軸受鋼を、抽出から仕上げ圧延に至る間、全断面内において温度がA1 点〜Acm点の間にあるように制御して圧延することにより球状化組織を得、後続する球状化焼鈍工程を省略または短縮して棒鋼または線材を得ることを特徴とする軸受鋼圧延材の製造方法。
IPC (4件):
C21D 8/06 ,  B21B 1/02 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/18
FI (4件):
C21D 8/06 A ,  B21B 1/02 B ,  C22C 38/00 301 Y ,  C22C 38/18
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭60-149723

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