特許
J-GLOBAL ID:200903085715797128
PDA検出器用データ処理装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小林 良平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-248912
公開番号(公開出願番号):特開平10-073582
出願日: 1996年08月30日
公開日(公表日): 1998年03月17日
要約:
【要約】【課題】 測定者による多波長テーブルの入力設定操作の負担を軽減する。【解決手段】 まず、標準試料の三次元クロマトグラムのデータから各時刻毎に最大相対強度を有する波長のデータを抽出し、時間-相対強度の二次元クロマトグラムを作成する(S1)。そして、このクロマトグラムに対しピーク検出を行ない(S2)、検出したピークトップの情報を基に多波長テーブル中の波長、及び、同定テーブル中の保持時間を自動的に設定する(S3、S4)。未知試料の成分を同定する際には、多波長テーブルに設定した波長毎に二次元クロマトグラムを描出し(S5)、そのクロマトグラムに対し同定テーブルに設定したパラメータを参照して成分同定を行なう(S6)。
請求項(抜粋):
クロマトグラフにより分離された試料成分を検出するPDA検出器用のデータ処理装置において、a)PDA検出器から得られる検出信号を基に作成された三次元クロマトグラムから各時刻毎に最大強度を示す波長のデータを抽出して二次元クロマトグラムを作成する最大強度クロマトグラム作成手段と、b)該最大強度クロマトグラム作成手段にて作成された二次元クロマトグラムに対しピーク検出を行なうピーク検出手段と、c)該ピーク検出手段で検出したピークトップに対応する波長により多波長テーブルを作成する多波長テーブル作成手段と、d)前記ピーク検出手段で検出したピークトップに対応する保持時間により同定テーブルを作成する同定テーブル作成手段と、e)三次元クロマトグラムより前記多波長テーブル中の波長毎に二次元クロマトグラムを作成する波長固定クロマトグラム作成手段と、f)該波長固定クロマトグラム作成手段にて作成された二次元クロマトグラムに対し前記同定テーブル中のパラメータを用いて波形解析を行なう解析手段と、を備えることを特徴とするPDA検出器用データ処理装置。
IPC (2件):
FI (2件):
G01N 30/86 B
, G01N 30/74 E
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