特許
J-GLOBAL ID:200903085722517220

鉄筋コンクリートの陰極防蝕方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 酒井 正美
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-501471
公開番号(公開出願番号):特表平8-511581
出願日: 1994年06月06日
公開日(公表日): 1996年12月03日
要約:
【要約】亜鉛又は亜鉛合金陽極のような犠牲陽極(3)と鉄筋(2)とをガルヴァーニ電池で接続し、犠牲陽極に腐蝕を起こさせ、且つ犠牲陽極上に不動態皮膜を形成させないようにするに充分な高いpHを持った電解質溶液に犠牲陽極を接触させることによって、コンクリート(1)中の鉄筋を陰極として腐蝕しないように防止する。電解質のpHは、陽極の不動態が発生するpH値よりも、少なくとも0.2ユニット高いことが好ましく、0.5ユニットから1.0ユニット高いことがさらに好ましい。電解質は、例えば水酸化ナトリウム又は水酸化カリウムであってもよいが、アルカリ・シリカ反応抑制剤としても働く水酸化リチウムであることが好ましい。
請求項(抜粋):
犠牲陽極をガルヴァーニ電池により鉄筋に接続して、コンクリートにおける鉄筋を陰極として防蝕する方法であって、陽極が電解質溶液に接触しており、その電解質溶液は、陽極に腐蝕を起こさせ、陽極上に不動態皮膜を形成させないようにするのに充分な高いpHを維持していることを特徴とする、鉄筋コンクリートの陰極防蝕方法。
IPC (2件):
C23F 13/00 ,  E04C 5/02
FI (2件):
C23F 13/00 C ,  E04C 5/02

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