特許
J-GLOBAL ID:200903085738075472

トラクション制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-306396
公開番号(公開出願番号):特開平5-178185
出願日: 1991年11月21日
公開日(公表日): 1993年07月20日
要約:
【要約】【目的】 加速の状況に速やかに対応して、初期の段階から有効にトラクション制御を行う。【構成】 駆動輪がスリップ傾向にあると判断される前にアクセルペダルが所定時間内に所定量踏み込まれたことを検知したときに、マスタシリンダとホイールシリンダとの間を遮断した状態としてブレーキブースタを作動させておき、スリップ傾向にあると判断されたときにマスタシリンダとホイールシリンダとの間を連通状態とする。【効果】 ブレーキブースタを事前に作動させておくから、スリップ傾向を検知したときには瞬時にブレーキ力を作用させることができ、この場合に、車輪速データの変化等によらないで、アクセルペダルの踏み込み程度によって制御しているから、スリップ傾向が生じる前の早い時期にブレーキブースタを作動させておくことができる。
請求項(抜粋):
車輪の速度を検出する車輪速センサの検出結果により加速時の駆動輪がスリップ傾向にあると判断された時に、ブレーキブースタの作動によって該駆動輪のホイールシリンダにブレーキ液圧を作用させ、このブレーキ液圧をマスタシリンダとホイールシリンダとの間に設けられた制御弁によって制御するトラクション制御方法において、駆動輪がスリップ傾向にあると判断される前にアクセルペダルが所定時間内に所定量踏み込まれたことを検知したときに、マスタシリンダとホイールシリンダとの間を遮断した状態としてブレーキブースタを作動させておき、スリップ傾向にあると判断されたときにマスタシリンダとホイールシリンダとの間を連通状態とすることを特徴とするトラクション制御方法。
IPC (3件):
B60T 8/58 ,  B60T 8/44 ,  F02D 29/02 311

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