特許
J-GLOBAL ID:200903085739766525

弁リフト範囲自動調節機構付き減圧弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 篠原 泰司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-258527
公開番号(公開出願番号):特開平7-114418
出願日: 1993年10月15日
公開日(公表日): 1995年05月02日
要約:
【要約】【目的】 1系統の配管中に1台の減圧弁を使用するのみで、所要の減圧制御と温度・流量等制御との2種類の自動制御を重合して操作可能にする。【構成】 主弁体13の最大リフトを規制するストッパ機構22,31と、該ストッパ機構を主弁体のリフト方向に進退作動させて規制位置に移動する駆動手段34と、主弁体側,又はストッパ機構側に、該主弁体のフルストローク分に対応するたわみを圧縮吸収し得る圧縮バネ19を内蔵したパイロット弁体34aを、ストッパ機構側,又は主弁体側に、該パイロット弁体に対応されて2次側流路からダイヤフラム機構14への流路を開閉するパイロット弁座を夫々に設けたリフト制御パイロット機構70と、駆動手段34によって移動されたストッパ機構の規制位置を検出する位置検出手段37と、位置検出手段で検出した位置信号により、駆動手段を制御駆動して主弁体の最大リフトを設定すると共に、負荷側からの温度・流量等の制御信号に対応して前記規制位置を調整する自動制御装置38とを備えて構成する。
請求項(抜粋):
制御流体発生源からの1次側流路と負荷側への2次側流路間に設けられる主弁座,及び該主弁座に対してリフト可能にされ、常時閉弁方向へ加圧される主弁体を有し、1次側流路に導入する加圧された制御流体を弁開度対応に減圧して2次側流路に導出する主減圧弁部と、前記1次側流路に一定減圧値に設定された絞り弁を介して連通させると共に、前記2次側流路に所定減圧値に設定されたパイロット減圧弁を介して連通させるか、乃至は、前記1次側流路に所定減圧値に設定され、且つ前記2次側流路の制御流体圧で制御されるパイロット減圧弁を介して連通させると共に、前記2次側流路に一定開度に設定された絞り弁を介して連通させ、前記絞り弁,或はパイロット減圧弁を経て流入する制御流体と前記パイロット減圧弁,或は絞り弁を経て流出する制御流体との差似拠って得られる制御流体圧により、前記主弁体を閉弁方向へ機械的且つ自動的に制御作動させるダイヤフラム機構,又はピストン機構を設けて構成する減圧弁において、前記主弁体の最大リフトを規制するストッパ機構と、該ストッパ機構を主弁体のリフト方向に進退作動させて規制位置に移動する駆動手段と、前記主弁体側,又はストッパ機構側に、該主弁体のフルストローク分に対応するたわみを圧縮吸収し得る圧縮バネを内蔵したパイロット弁体を、前記ストッパ機構側,又は主弁体側に、該パイロット弁体に対応されて前記2次側流路から前記ダイヤフラム機構,又はピストン機構への流路を開閉するパイロット弁座を夫々に設けたリフト制御パイロット機構と、前記駆動手段によって移動されたストッパ機構の規制位置を検出する位置検出手段と、該位置検出手段で検出した位置信号により、前記駆動手段を制御駆動して前記主弁体の最大リフトを設定すると共に、前記負荷側からの温度・流量等の制御信号に対応して前記規制位置を調整する自動制御装置とを備え、前記制御流体の減圧制御に合わせて、同時に前記負荷側での温度・流量等制御をなし得るようにしたことを特徴とする弁リフト範囲自動調節機構付き減圧弁。

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