特許
J-GLOBAL ID:200903085739922152

トリガー式液体噴出容器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 今岡 良夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-218262
公開番号(公開出願番号):特開平11-042452
出願日: 1997年07月28日
公開日(公表日): 1999年02月16日
要約:
【要約】【課題】 トリガー式液体噴出容器が有する吸込み弁と吐出弁とを、合成樹脂材で一体成形した1個の弁部材で形成できるよう設けた。【解決手段】 トリガー式液体噴出容器の噴出器が有する縦筒部7内へ、短筒22上面から上方突出させた複数の弾性螺糸片23上端を栓棒24下面へ連結すると共に、栓棒24外面から上外方へ逆スカート状の弾性シール筒25を突出する弁部材21を、短筒22を縦筒部7の下部内へ嵌着させると共に、弾性螺糸片を圧縮した状態で、栓棒上端の弁体部26を縦筒部7上端に付設した第2内向きフランジ16の第2フランジ孔外周部下面へ圧接して吐出弁27に、又弾性シール筒25上端外周を、液体出入孔8下方の縦筒部内壁面へ圧接させて吸込み弁28に、それぞれ形成した。
請求項(抜粋):
容器体1と、該容器体口部へ下部を着脱自在に装着させたトリガー式液体噴出器3とからなり、該液体噴出器は、容器体内底部まで垂下する液体吸込み路6付きの縦筒部7と、該縦筒部と連通する液体出入孔8を後壁に有して、縦筒部前面から前方突出するシリンダ9と、縦筒部上端から前方突出する射出筒10と、射出筒前部から垂下するトリガー11と、上記シリンダ内に嵌合されて前端部をトリガー上部へ連結するプランジャ12とを有するトリガー式液体噴出容器において、上記縦筒部7下端に液体吸込み路6一部としての第1フランジ孔13を有する第1内向きフランジ14を設けると共に、縦筒部7の上端部に射出筒10内と連通する第2フランジ孔15付きの第2内向きフランジ16を設け、短筒22上面から上方突出させた複数の弾性螺糸片23上端を栓棒24下面へ連結すると共に、栓棒外面から上外方へ逆スカート状の弾性シール筒25を突出する、合成樹脂材で一体成形した弁部材21を設けて、上記短筒22を縦筒部7の下部内面へ嵌着させると共に、弾性螺糸片23を弾性に抗して多少圧縮した状態で、栓棒上端部が形成する弁体部26を第2フランジ孔の下面側周縁が形成する弁座17へ圧接させて吐出弁27を形成し、更に弾性シール筒25の上端外周を、液体出入孔8下方の縦筒部7内壁面へ水密に圧接させて吸込み弁28を形成したことを特徴とするトリガー式液体噴出容器。
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 吐出装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-170489   出願人:花王株式会社

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