特許
J-GLOBAL ID:200903085742189121

ステアリング制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤谷 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-350597
公開番号(公開出願番号):特開2004-182058
出願日: 2002年12月03日
公開日(公表日): 2004年07月02日
要約:
【課題】所定の許容範囲(-θE ≦θ≦θE )を超えた切り込み過ぎの操舵が生じた際にもハンドル切り戻し時の操舵応答性とリニアな操舵感を確保する。【解決手段】操舵角θがθ-Xn 平面上の左右両端の遊び領域に突入した際に、ステアリング・ホイールの操舵方向(切り込み方向/戻し方向)により、局所的なギヤ比(∂Xn /∂θ)を変化させることができる。図3は、この様なヒステリシスループの構成例を例示するグラフである。即ち、運転者が戻し方向にハンドルを切り戻すことにより、遊び領域から脱出しようとする際には、上記のようなヒステリシスループの構成にしたがって局所的なギヤ比をその遊び領域内においても正値とすることができる。したがって、この様な構成に従えば、操舵角θの許容範囲を超えて切り込み過ぎが発生した際、その直後の切り戻し操舵時には、局所的なギヤ比が継続的に0になることを防止できる。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
位置制御可能な転舵軸を駆動する転舵アクチュエータを有する転舵機構と、ステアリング・ホイールの操舵角θを検出する操舵角センサとを備えたステアリング制御装置において、 前記転舵機構における転舵変位量X(-XE ≦X≦+XE )を検出する転舵変位量センサと、 前記転舵機構における転舵変位量の指令値Xn を前記操舵角θに基づいて算定する転舵指令値算定手段と を有し、 前記転舵指令値算定手段は、 前記操舵角θの絶対値|θ|が、前記転舵変位量Xの上限値XE に対応する所定の閾値θE を超えた例外時に、 θ-Xn 平面上における直線Xn =±XE の一部分を1辺に持つ所定のヒステリシスループ上の前記操舵角θに対応する縦軸座標と、 前記ステアリング・ホイールの操舵方向(切り込み方向/戻し方向)と に基づいて前記指令値Xn を算定するヒステリシス特性生成手段 を有する ことを特徴とするステアリング制御装置。
IPC (2件):
B62D6/00 ,  B62D5/04
FI (2件):
B62D6/00 ,  B62D5/04
Fターム (28件):
3D032CC03 ,  3D032CC08 ,  3D032DA03 ,  3D032DA04 ,  3D032DA15 ,  3D032DA23 ,  3D032DB11 ,  3D032DB20 ,  3D032DC01 ,  3D032DC02 ,  3D032DC03 ,  3D032DC08 ,  3D032DC32 ,  3D032DD01 ,  3D032DD02 ,  3D032DD05 ,  3D032DD06 ,  3D032EB05 ,  3D032EB11 ,  3D032EB12 ,  3D032EC23 ,  3D032EC29 ,  3D032EC31 ,  3D032GG01 ,  3D033CA13 ,  3D033CA16 ,  3D033CA17 ,  3D033CA21
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 特開平2-182578
  • 特開平4-349068
  • 特開平4-349070
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審査官引用 (4件)
  • 特開平2-182578
  • 特開平4-349068
  • 特開平4-349070
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