特許
J-GLOBAL ID:200903085749625130
ブレースダンパー
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件):
志賀 正武
, 高橋 詔男
, 渡邊 隆
, 青山 正和
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-218761
公開番号(公開出願番号):特開2004-060234
出願日: 2002年07月26日
公開日(公表日): 2004年02月26日
要約:
【課題】座屈強度に優れたブレースとしての機能と減衰性能に優れたダンパーとしての機能を併せ持つ有効な構造部材を実現する。【解決手段】両端が建物に対して固定される帯板状の平鋼板からなるブレース本体1と、ブレース本体の変形を拘束して面外座屈および面内座屈を防止する拘束部材2からなる。ブレース本体1の所定位置には幅寸法を両端部よりも小さくした降伏部1aを形成する。拘束部材2は、ブレース本体を両面側から挟み込んでその面外変形を拘束する対の面外補剛材4と、降伏部の両側に設けられてブレース本体の幅方向への変形を拘束する面内補剛材5とからなる。ブレース本体に使用する鋼材の許容応力度を建物の主要構造部材として使用される鋼材の許容応力度以下に設定する。面外補剛材4としてはカットティー鋼や溝形鋼を用いる。【選択図】 図4
請求項(抜粋):
建物にブレースとして設置されるとともに建物の振動エネルギーを吸収するダンパーとしても機能するブレースダンパーであって、
両端が建物に対して固定される帯板状の平鋼板からなるブレース本体と、ブレース本体に装着されてその変形を拘束して面外座屈および面内座屈を防止する拘束部材からなり、
ブレース本体には、その所定位置に幅寸法が他の部分よりも小さくされることで所定軸力を受けた際に降伏する降伏部が形成され、
拘束部材は、ブレース本体の軸方向変形を許容する状態でブレース本体を両面側から挟み込んでブレース本体に対して締結されることによりその面外変形を拘束する対の面外補剛材と、ブレース本体の降伏部の両側において面外補剛材の間に挟み込まれて面外補剛材に対して締結されることによりブレース本体の幅方向への変形を拘束する面内補剛材とから構成されていることを特徴とするブレースダンパー。
IPC (3件):
E04H9/02
, F16F7/12
, F16F15/02
FI (3件):
E04H9/02 311
, F16F7/12
, F16F15/02 Z
Fターム (13件):
3J048AA06
, 3J048AC06
, 3J048BC09
, 3J048BE10
, 3J048EA38
, 3J066AA01
, 3J066AA26
, 3J066BA03
, 3J066BB01
, 3J066BC03
, 3J066BD07
, 3J066BF01
, 3J066BG01
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