特許
J-GLOBAL ID:200903085753958020

振動する流動体内の粒径分布を決定する光検出装置と方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-335219
公開番号(公開出願番号):特開2001-159595
出願日: 2000年09月27日
公開日(公表日): 2001年06月12日
要約:
【要約】【課題】 流動体内の微細粒子の粒径を高い精度で測定する流体動力学的な光検出装置と方法を提供する。【解決手段】 本発明のプローブ10の超音波変換器40はプローブ・チップ24と分散剤流体を選択された振動数で振動させ、分散剤流体内の粒子32から散乱された光とチップ面端25から反射された光を光検出器18で混合してドップラー・ビート信号を生成する。電子ミキサ50はドップラー・ビート信号を受けて特定の周波数の高調波毎にパワー値信号を生成し、ディジタル計算装置86は粒子運動振幅信号を計算して特定の振動数で振動する全粒子の百分率を決定する。振動する分散剤媒体内の粒子運動の理論モデルを用いて、この百分率から粒径分布測定値を決定する。
請求項(抜粋):
分散剤媒体内に含まれる粒子の粒径分布を決定するのに用いられる光検出装置であって、光エネルギーを生成する光源と、前記光エネルギーを前記光源から前記分散剤媒体内に浸漬された第1の光導体面端に伝える第1の光導体であって、これにより前記光エネルギーの第1の部分は前記面端から出て前記分散剤媒体内に含まれる粒子を照射し、また前記光エネルギーの第2の部分は前記面端で反射されて前記第1の光導体に戻される、第1の光導体と、或る周波数範囲内の特定の周波数を表す少なくとも1つの信号を生成する周波数発振器と、周波数変換器であって、前記第1の光導体に取り付けられて前記周波数発振器に接続し、前記周波数発振器信号を受けて前記第1の光導体面端と前記分散剤媒体を特定の振動数で振動させて前記分散剤媒体に含まれる前記粒子を前記第1の光導体面端の振動数で振動させ、これにより前記第1の光導体面端は前記第1の光導体面端の振動数で振動する粒子により散乱された光エネルギーを捕らえ、前記捕らえた光エネルギーと前記反射光エネルギーとを前記第1の光導体内で混合して、前記与えられた特定の周波数の光ドップラー・ビート信号を生成する、周波数変換器と、第2の光導体であって、前記第1の光導体に光学的に接続して前記光ドップラー・ビート信号を光検出装置に伝え、前記光検出装置は前記光ドップラー・ビート信号を表す出力信号を生成する、第2の光導体と、を備える光検出装置。

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