特許
J-GLOBAL ID:200903085762586860

走査型画像読み取り装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松岡 修平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-181405
公開番号(公開出願番号):特開平10-013639
出願日: 1996年06月20日
公開日(公表日): 1998年01月16日
要約:
【要約】【課題】 カメラ型のスキャナーで回動可能な走査ミラーにより被写体像をラインセンサ上で走査させる方式を採用する場合、結像レンズのコサイン4乗則による周辺光量低下の度合いが走査ミラーの回動位置により変化することとなり従来の手段ではシェーディングを補正できない。【解決手段】 S517のシェーディング補正は、結像レンズ3のコサイン4乗則による光量低下に起因する主走査方向の光量ムラを補正するための処理であり、イメージセンサの各画素に入射する光束の結像レンズからの主走査方向における射出角度θ(画角)に基づいて補正係数Kcを求め、これを当該画素の出力信号Eyに乗じることにより補正画像データEsyを求める。すなわち、結像倍率msとイメージセンサ上の画素の像高yとに基づいて当該画素の画角θに応じた画素毎の補正係数Kcを各読み取りライン毎に求め、当該画素の出力Eyに補正係数Kcをかけることにより補正画像データEsyを求めている。
請求項(抜粋):
被写体像を形成する結像レンズと、前記結像レンズにより形成された被写体像の一次元的な画像情報を電子的に読み取るライン型イメージセンサと、前記被写体と前記結像レンズとの間に設けられ、前記イメージセンサの画素配列方向とほぼ平行な回動軸回りに回動することにより前記イメージセンサ上に前記被写体像を走査させ、前記イメージセンサに前記被写体像の二次元的な画像情報を読み取らせる走査ミラーと、前記結像レンズの結像倍率と前記ラインセンサ上の各画素の像高とをパラメータとして前記結像レンズの周辺光量低下による影響を相殺するよう前記各画素の出力を電気的に補正するシェーディング補正手段と、前記シェーディング補正手段の出力に基づいて前記被写体の二次元的な画像データを生成する画像生成手段とを備えることを特徴とする走査型画像読み取り装置。
IPC (3件):
H04N 1/19 ,  G02B 26/10 101 ,  H04N 1/401
FI (3件):
H04N 1/04 103 E ,  G02B 26/10 101 ,  H04N 1/40 101 A
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 画像入力装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-111276   出願人:株式会社日立製作所, 日立コンピュータ機器株式会社
  • カラー画像入力装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-066970   出願人:株式会社神戸製鋼所, 株式会社レオ技研

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