特許

J-GLOBAL ID：200903085775142902

スピンバルブ型磁気抵抗センサ及び薄膜磁気ヘッド

発明者： 上野 昌紀 ,  田渕 清隆 ,  沢崎 立雄 ,  西田 宏 ,  水上 和宏 ,  樋上 文範
出願人/特許権者： リード-ライト コーポレーション
代理人 (1件)： 梅田 明彦
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平11-307554
公開番号（公開出願番号）：特開2001-126219
出願日： 1999年10月28日
公開日（公表日）： 2001年05月11日
要約：

【要約】【解決手段】 基板1上に非磁性スペーサ層8を挟んでフリー層9、10及びピン層5〜7と、ピン層に隣接してこれをピン止めするための反強磁性層4とが積層されたスピンバルブ型磁気抵抗センサにおいて、フリー層に隣接して非磁性スペーサ層とは反対側に積層した少なくとも2つの非磁性金属層13、14からなるバックレイヤ15を備える。バックレイヤは、例えばCuとRuとの2層構造又はRu/Cu/Ruの3層構造のように、少なくとも1つの非磁性金属層を電気伝導度の高いCuで、好ましくはフリー層に隣接して形成する。【効果】 高い再生出力と同時に、バックレイヤの膜厚によるHint の変動を抑制し、再生出力の非対称性のばらつきを抑えてセンサ特性を安定させ、高記録密度化を実現できる。

請求項（抜粋）：

基板上に積層された自由側強磁性層と、固定側強磁性層と、前記両強磁性層に挟まれた非磁性スペーサ層と、前記固定側強磁性層に隣接して該固定側強磁性層をピン止めするための反強磁性層と、前記自由側強磁性層に隣接してその前記非磁性スペーサ層とは反対側に積層した少なくとも2つの非磁性金属層からなるバックレイヤとを備えることを特徴とするスピンバルブ型磁気抵抗センサ。

Fターム (6件)：

5D034BA03 ,  5D034BA16 ,  5D034BA17 ,  5D034BA18 ,  5D034BA21 ,  5D034CA04