特許
J-GLOBAL ID:200903085776859100

作業車の走行用変速操作構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北村 修 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-043419
公開番号(公開出願番号):特開平10-236177
出願日: 1997年02月27日
公開日(公表日): 1998年09月08日
要約:
【要約】【課題】 簡単かつ軽い変速操作でもって前後進切り換えと、走行変速とが行ええるとともに伝動停止が精度よく得られるようにする。【解決手段】 変速レバー55を操作してアーム54で感圧センサー53a,53bを作動させる。すると、変速モータMがセクタギヤ50を回動させ、前後進切換えカム部64がカム溝60によって操作体57を揺動操作し、プッシュプルケーブル56を介して前後進切換え装置の切換弁36を操作する。セクタギヤ50が無段変速装置の変速操作部22を回動操作する。前後進切換えカム部64のカム溝60のうちの操作体57を前進位置や後進位置に切り換える第3カム溝部63を、中央溝部分63aと端側溝部分63bとの間Pで屈曲する屈曲溝に形成し、前後進切換えカム部64が中立位置から前進側や後進側に若干回動し過ぎても、中央溝部分63aが操作体57を中立位置に維持する。
請求項(抜粋):
一本の変速レバーによって変速駆動機構を駆動操作し、この変速駆動機構の駆動力で前後進切換え装置を伝動停止状態を挟んで前進側と後進側とに切り換え操作するように、かつ、この前後進切換え装置を前進側に維持しながら走行用の無段変速装置を前記変速駆動機構の駆動力で増減速操作するとともに前記前後進切換え装置を後進側に維持しながら前記無段変速装置を前記変速駆動機構の駆動力で増減速操作するように構成してある作業車の走行用変速操作構造であって、前記前後進切換え装置の切換え操作部を操作する操作体を揺動自在に備えるとともに、この操作体に作用するカム溝を有する前後進切換えカム部を、無段変速装置の変速操作部と変速駆動機構とを連動させる回動部材に一体回動自在に備え、前記前後進切換えカム部の回動にかかわらず前記操作体を前進位置に維持操作する第1カム溝部と、前記前後進切換えカム部の回動にかかわらず前記操作体を後進位置に維持操作する第2カム溝部と、前記前後進切換えカム部の回動力によって前記操作体を前進位置と後進位置の一方から他方に切り換え操作する第3カム溝部とを前記カム溝に備え、前記第3カム溝部を、中央溝部分と、この中央溝部分の両側に位置する端側溝部分との間で第3カム溝部の横幅方向に屈曲する屈曲溝部に形成するとともに、前記中央溝部分は、前後進切換えカム部の回動にかかわらず操作体を中立位置に維持するように構成してある作業車の走行用変速操作構造。
IPC (2件):
B60K 20/02 ,  F16H 63/06
FI (2件):
B60K 20/02 H ,  F16H 63/06

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