特許
J-GLOBAL ID:200903085777489420

液体噴射装置、及び、その液体増粘回復方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 津久井 照保
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-086699
公開番号(公開出願番号):特開2004-291385
出願日: 2003年03月27日
公開日(公表日): 2004年10月21日
要約:
【課題】液体噴射ヘッドの内部で発生した液体の増粘をも回復可能な液体噴射装置を提供する。【解決手段】クリーニング条件の成立に基づき、制御部は、放置期間等の情報に基づいてクリーニングモードを選択する(S1,S2)。増粘回復モードが選択されると、制御部は、パルスモータを制御してキャリッジをホームポジションに位置付ける。これにより、キャップ部材における側壁部の先端がノズル面に密着して封止状態となる(S3)。この封止状態で制御部は、チューブポンプを正転動作させた後に停止させ、記録ヘッドから吸い出したインク液を封止空部内に貯留する(S4)。この貯留状態で制御部は、チューブポンプの逆転動作と正転動作を交互に行わせることで、封止空部内と記録ヘッドとの間でインク液を移動させる(S5)。【選択図】 図10
請求項(抜粋):
ノズル面に設けられたノズル開口から液体を吐出可能な液体噴射ヘッドと、底部と側壁部とによって封止空部を区画するトレイ状のキャップ部材と、液体流路を介して前記封止空部に連通されたポンプ機構と、該ポンプ機構の動作を制御可能な制御手段とを有し、 前記ノズル開口を封止空部内に臨ませた状態で前記側壁部の先端をノズル面に密着させて封止状態とすると共に、該封止状態でポンプ機構を作動させることによりノズル開口を通じて噴射ヘッド内の液体を吸引可能に構成した液体噴射装置において、 前記ポンプ機構は、封止空部内を減圧する減圧動作と、封止空部内を加圧する加圧動作とを実行可能に構成し、 前記制御手段は、前記封止状態でポンプ機構を減圧動作させた後に停止させることで、噴射ヘッドから吸い出した液体を封止空部内に貯留する液貯留動作と、液体の貯留状態でポンプ機構の加圧動作と減圧動作を交互に行わせることで、封止空部内と噴射ヘッドとの間で液体を移動させる増粘回復動作とを実行することを特徴とする液体噴射装置。
IPC (3件):
B41J2/175 ,  B05C5/00 ,  B41J2/165
FI (3件):
B41J3/04 102Z ,  B05C5/00 101 ,  B41J3/04 102N
Fターム (13件):
2C056EA04 ,  2C056EA14 ,  2C056EA17 ,  2C056EC24 ,  2C056EC41 ,  2C056EC56 ,  2C056EC57 ,  2C056JA13 ,  2C056JA21 ,  2C056JC08 ,  4F041AA02 ,  4F041BA10 ,  4F041BA51

前のページに戻る