特許
J-GLOBAL ID:200903085779725767

サーボ式材料試験機の応答特性調整方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 瀧野 秀雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-004939
公開番号(公開出願番号):特開平11-201888
出願日: 1998年01月13日
公開日(公表日): 1999年07月30日
要約:
【要約】【課題】 運転中にもリアルタイムで前向きゲインを調整できるようにしたサーボ式材料試験機の応答特性調整方法及び装置を提供する。【解決手段】 サーボ式材料試験機の応答特性を同定する重み係数をオブザーバ係数として予め記憶した記憶手段20を備える。サーボ式材料試験機を作動したときの目標信号が入力された適応フィルタ8の出力に得られる信号とサーボ式材料試験機において得られる検知信号とが等しくなるように係数調整手段10が適応フィルタ8の重み係数を自動調整する。係数調整手段によって調整された適応フィルタの各項の重み係数と記憶手段に予め記憶されたオブザーバ係数との各項毎にとった差の和が最小になるように、ゲイン調整手段30がゲイン手段7の前向きゲインを自動調整する。
請求項(抜粋):
加振アクチュエータにより試験材料である試料に加えた加振を検知してセンサが発生する検知信号と、前記試料に加える加振の目標値を示す目標信号との差を求めて偏差信号を得、前向きゲインを有するゲイン手段を介して前記偏差信号を前記加振アクチュエータに加え、前記差が0になるように前記加振アクチュエータを作動するサーボ式材料試験機の応答特性を前記前向きゲインを変更して調整する応答特性調整方法において、前記前向きゲインを最適値に設定した状態で前記サーボ式材料試験機を作動したときの目標信号を適応フィルタに入力し、このとき前記適応フィルタの出力に得られる周波数伝達関数に応じた信号と、このとき前記サーボ式材料試験機において得られる前記検知信号とが等しくなるように自動調整した前記適応フィルタの周波数伝達関数の各項の重み係数によって前記サーボ式材料試験機の応答特性を同定し、該同定によって得た前記重み係数をオブザーバ係数として予め記憶しておき、その後の試験時に自動調整される前記適応フィルタの重み係数と前記オブザーバ係数との各項毎の差の和が最小になるように前記ゲイン手段の前向きゲインを自動調整するようにしたことを特徴とするサーボ式材料試験機の応答特性調整方法。
IPC (2件):
G01N 3/10 ,  G01N 3/36
FI (2件):
G01N 3/10 ,  G01N 3/36

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