特許
J-GLOBAL ID:200903085798093399

オブジェクト指向情報処理システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 明夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-164996
公開番号(公開出願番号):特開平8-030455
出願日: 1994年07月18日
公開日(公表日): 1996年02月02日
要約:
【要約】【目的】複数のプロセスのオブジェクト間で処理を依頼し合う場合において、プロセス内のオブジェクトについては、オブジェクトアドレス指定により、効率を良く高速に処理する。また、アプリケーションプログラマが、システムを容易に構築できるようにして、プログラムの再利用や移植も容易にする。【構成】オブジェクトアドレスとオブジェクト識別子との両者の対応を記憶するオブジェクト識別子記憶手段113と、外部処理依頼送信手段112と、外部処理依頼受信手段114とを設け、外部プロセスにメッセージ送信をするときに、外部処理依頼送信手段は、オブジェクトアドレスを対応するオブジェクト識別子に変換して送信する。受信側では、外部処理依頼受信手段が、受信メッセージに含まれオブジェクト識別子を対応する処理依頼先オブジェクトのオブジェクトアドレスに変換して、このメッセージを受信したプロセス内で以後の処理を進める。
請求項(抜粋):
複数のオブジェクトを含むプロセスが複数存在し、前記オブジェクト間で処理を依頼し合って処理を進めるオブジェクト指向情報処理システムにおいて、各々のオブジェクトに、プロセス内で、オブジェクトを一意に指定するためのオブジェクトアドレスと、 このオブジェクト指向情報処理システム全体で、オブジェクトを一意に指定するためのオブジェクト識別子とを設け、各々のプロセス内に、前記オブジェクトと前記オブジェクト識別子の対応を記憶するオブジェクト識別子記憶手段と、外部処理依頼送信手段と、外部処理依頼受信手段とを有し、処理依頼元オブジェクトがその処理依頼元オブジェクトが存在するプロセスとは異なるプロセスに存在する処理依頼先オブジェクトに処理を依頼する場合に、前記外部処理依頼送信手段が、前記オブジェクト識別子記憶手段を参照して、オブジェクトアドレスを、対応するオブジェクト識別子に変換し、そのオブジェクト識別子を指定して、処理依頼メッセージを依頼先プロセスに送信して、前記外部処理依頼受信手段が、外部のプロセスの処理依頼元オブジェクトからの処理依頼メッセージを受信した場合に、前記オブジェクト識別子記憶手段を参照して、前記受信した処理依頼メッセージで指定されたオブジェクト識別子を、対応する処理依頼先オブジェクトのオブジェクトアドレスに変換して、そのオブジェクトアドレスを参照することにより、このメッセージを受信したプロセス内で処理を進めることを特徴とするオブジェクト指向情報処理システム。
IPC (2件):
G06F 9/44 530 ,  G06F 9/46 340

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