特許
J-GLOBAL ID:200903085799568510

スクロール式流体機械

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-344788
公開番号(公開出願番号):特開平7-174094
出願日: 1993年12月20日
公開日(公表日): 1995年07月11日
要約:
【要約】【目的】 シール部材を相手方の歯底面に向けて確実に浮上させ、シール部材のシール性を向上できるようする。【構成】 ラップ部3の歯先面3Aに形成された凹溝21の底面に各鋸歯状段部22を設け、凹溝21内に挿着するシール部材23には、凹溝21の底面と対向する下側面に、凹溝21の各鋸歯状段部22と係合する各鋸歯状段部24を形成し、凹溝21の各鋸歯状段部22とシール部材23の各鋸歯状段部24との間に複数の各圧力空間Rを形成する。そして、圧縮空気が流入して各圧力空間Rが高圧になると、シール部材23が相手方の歯底面8Aに向けて浮上し、シール部材23のシール面23Aが相手方の歯底面8Aに摺接する。
請求項(抜粋):
固定側鏡板の歯底面から渦巻状のラップ部が立設された固定スクロールと、該固定スクロールに対向して設けられ、該固定スクロールのラップ部との間で複数の圧縮室を画成するように旋回側鏡板の歯底面から渦巻状のラップ部が立設された旋回スクロールとを備え、前記固定スクロールと該旋回スクロールとのラップ部のうち少なくとも一方のラップ部には、該ラップ部の歯先面に沿って延びる凹溝を形成し、該凹溝には相手方の歯底面に摺接するシール部材を装着してなるスクロール式流体機械において、前記凹溝の底側には鋸歯状段部を設け、前記シール部材には前記鋸歯状段部と係合する他の鋸歯状段部を形成し、前記凹溝側の鋸歯状段部とシール部材側の鋸歯状段部との間に圧縮流体が流入したときに圧力空間が形成される構成としたことを特徴とするスクロール式流体機械。
IPC (2件):
F04C 27/00 321 ,  F04C 18/02 311

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