特許
J-GLOBAL ID:200903085801850635

車両用直結クラッチのスリップ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 治幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-321257
公開番号(公開出願番号):特開平6-147310
出願日: 1992年11月05日
公開日(公表日): 1994年05月27日
要約:
【要約】【目的】 アクセルペダルの踏込操作によりスリップ制御状態から直結クラッチが解放される場合に、車両のもたつき感やエンジン回転速度の急上昇による違和感を生じないようにした車両用直結クラッチのスリップ制御装置を提供する。【構成】 領域移行判定手段202により、スロットル弁開度TAに基づいてロックアップクラッチ32のスリップ領域から解放領域への移行であると判定された場合には、直結クラッチ制御手段204により、スロットル弁開度変化速度VTAに応じた速度でロックアップクラッチ32が解放させられるので、ロックアップクラッチ32の解放速度が遅すぎることに起因する車両のもたつき感や、ロックアップクラッチ32の解放速度が早すぎることに起因するエンジン回転速度の急上昇による違和感が好適に解消される。
請求項(抜粋):
直結クラッチ付流体伝動装置を有する車両において、該直結クラッチがそのスリップ領域から解放領域への移行に伴って解放状態に切り換えられる際の該直結クラッチのスリップ率変化速度を制御するための車両用直結クラッチのスリップ制御装置であって、前記車両のスロットル弁開度を検出するスロットル弁開度検出手段と、該スロットル弁開度検出手段により検出されたスロットル弁開度の変化速度を算出するスロットル弁開度変化速度算出手段と、前記スロットル弁開度検出手段により検出されたスロットル弁開度に基づいて前記直結クラッチのスリップ領域から解放領域への移行であるか否かを判定する領域移行判定手段と、該領域移行判定手段により前記直結クラッチのスリップ領域から解放領域への移行が判定された場合には、前記スロットル弁開度変化速度に応じた速度で該直結クラッチを解放させる直結クラッチ制御手段と、を含むことを特徴とする車両用直結クラッチのスリップ制御装置。
IPC (2件):
F16H 61/14 ,  F16H 59:24

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