特許

J-GLOBAL ID：200903085802762675

偽造防止方法

発明者： 加納 光成 ,  町田 哲夫
出願人/特許権者： 株式会社日立製作所 ,  日立中部ソフトウェア株式会社
代理人 (1件)： 磯村 雅俊
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-138629
公開番号（公開出願番号）：特開平8-002157
出願日： 1994年06月21日
公開日（公表日）： 1996年01月09日
要約：

【要約】【目的】 証券、印鑑、彫刻品等の世の中に1つしかない物体の偽造防止のための方法を実現する。【構成】 紙葉,印鑑あるいは彫刻品に特殊材料を不均一に塗布、または混入し、発行時あるいは売買時に登録・確認装置に具備されたセンサ-により塗布パタ-ン、あるいは混入パターンを測定し、全特性、演算値あるいは暗号化結果をファイル装置に登録する。真偽の確認時には、登録・確認装置を用いて、再びセンサで塗布パタ-ン、混入パターンを測定し、ファイル装置に登録されているパタ-ンデ-タとの比較を行うことにより、真偽を判定する。ファイルに登録する代りに、証券、または彫刻品等の規定の場所に記述しておくこともできる。

請求項（抜粋）：

紙葉ないし印鑑、彫刻品等の物体に特殊材料を不均一に塗布ないし混合し、該紙葉の発行時ないし印鑑、彫刻品等の作成時ないし売買時には、外部に設けられたセンサにより上記特殊材料の塗布・混合量パタ-ンを多次元測定し、該パタ-ン自身、ないし該パタ-ンを用いた演算結果、ないし暗号化結果をファイルないし該紙葉、印鑑、彫刻品等自身に登録することにより、後日、該紙葉、印鑑、彫刻品等の真偽を確認するときには、登録時に使用したセンサと同じ特性のセンサにより、特殊材料の塗布・混合量パタ-ンを再測定し、登録時の結果との比較により真偽を判定することを特徴とする偽造防止方法。