特許
J-GLOBAL ID:200903085810062615

電子機器、電子制御式機械時計およびそれらの制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 上柳 雅誉 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-097570
公開番号(公開出願番号):特開2001-343469
出願日: 1999年12月02日
公開日(公表日): 2001年12月14日
要約:
【要約】【課題】 チョッピング信号を用いたブレーキ制御時に、確実かつ十分なブレーキ量を与えることができ、調速制御の応答性を高め、安定して制御できる電子制御式機械時計を提供すること。【解決手段】 電子制御式機械時計は、ゼンマイから伝達される機械エネルギを電気エネルギに変換する発電機と、発電機の回転周期を制御する回転制御装置とを備える。回転制御装置は、発電機の両端を短絡可能なスイッチと、デューティ比および周波数の少なくとも一方が異なる2種類のチョッピング信号CH31を発生し、かつ強ブレーキ制御用のチョッピング信号CH31を印加する強ブレーキ開始タイミングを発電機のロータ回転検出信号に同期させるチョッピング信号発生部80とを備える。回転検出信号の入力で強ブレーキ制御状態になると同時に強いブレーキを掛けることができるため、調速制御が安定し、応答性も早くなる。
請求項(抜粋):
機械的エネルギ源と、前記機械的エネルギ源によって駆動され、誘起電力を発生して電気的エネルギを供給する発電機と、前記電気的エネルギにより駆動されて前記発電機の回転周期を制御する回転制御装置とを備える電子機器において、前記回転制御装置は、時間標準源からの信号に基づいて基準信号を発生する基準信号発生装置と、前記発電機の両端を閉ループ状態に接続可能なスイッチと、このスイッチに印加されるデューティ比および周波数の少なくとも一方が異なる強ブレーキ制御用および弱ブレーキ制御用に設定された2種類以上のチョッピング信号を発生し、かつ前記強ブレーキ制御用のチョッピング信号を前記スイッチに印加する強ブレーキ開始タイミングおよび前記弱ブレーキ制御用のチョッピング信号を前記スイッチに印加する弱ブレーキ開始タイミングの少なくとも一方を前記発電機のロータの回転検出信号に同期させて前記発電機をチョッピング制御するチョッピング信号発生部と、を備えて構成されていることを特徴とする電子機器。
IPC (4件):
G04B 17/00 ,  G04C 10/00 ,  H02M 7/12 ,  H02P 9/04
FI (4件):
G04B 17/00 Z ,  G04C 10/00 C ,  H02M 7/12 W ,  H02P 9/04 Z

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