特許
J-GLOBAL ID:200903085823565900

繊維補強樹脂成形品製造装置及び製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-297301
公開番号(公開出願番号):特開平10-119141
出願日: 1996年10月17日
公開日(公表日): 1998年05月12日
要約:
【要約】【課題】 繊維に樹脂原液を含浸させ、成形して繊維補強樹脂成形品を製造する装置において、高粘度樹脂原液が使用でき、気泡径が小さく、密度分布が一様な発泡体を得ることができる装置を提供する。【解決手段】 樹脂原液含浸領域(A)、下部の樹脂原液含浸繊維集束領域(B)の連続する2領域により構成され、柱状部分とその下方の錐状部分を有する内型及び内型の周囲の外型と型間の間隙により2領域全体が構成され、領域(A)には、型間間隙上端部の輪状繊維導入口、その下部の繊維を下部に送るための筒状間隙、この間隙の下部の樹脂原液溜り用兼樹脂原液含浸用輪状間隙、この間隙へ樹脂原液を送り込むための注入管の端部、樹脂原液含浸繊維を上記輪状間隙から下部の領域(B)へ送り込むための輪状の樹脂原液溜り出口が設けられ、領域(B)には、内型の錐状部分の表面周囲に沿って上記出口から内型の錘状部分の先端方向に向かって厚みが漸増するよう外型に取り巻かれた間隙が設けられている。
請求項(抜粋):
繊維に樹脂原液を含浸させ、成形して繊維補強樹脂成形品を製造する装置であり、?@上部の樹脂原液含浸領域(A)及び下部の樹脂原液含浸繊維集束領域(B)の連続する2領域により構成され、?A柱状部分とその下方の錐状部分を有する内型(1)及び内型(1)の周囲の外型(2)と型間の間隙により、領域(A)、(B)全体が構成され、?B領域(A)には、型間間隙上端部の輪状繊維導入口(3)、その下部の繊維を下部に送るための筒状間隙(4)、間隙(4)の下部の樹脂原液溜り用兼樹脂原液含浸用輪状間隙(5)、間隙(5)へ樹脂原液を送り込むための注入管の端部(6)、樹脂原液含浸繊維を間隙(5)から下部の領域(B)へ送り込むための輪状の樹脂原液溜り出口(7)が設けられ、?C領域(B)には、内型(1)の錐状部分の表面周囲に沿って出口(7)から内型(1)の錘状部分の先端(9)方向に向かって厚みが漸増するよう外型(2)に取り巻かれた間隙(8)が設けられてなることを特徴とする繊維補強樹脂成形品製造装置。
IPC (5件):
B29C 70/52 ,  B29C 70/06 ,  B29K 75:00 ,  B29K105:04 ,  B29K105:08
FI (2件):
B29C 67/14 D ,  B29C 67/14 G

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