特許
J-GLOBAL ID:200903085827055434

文字列の符号化方法および復号方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川▲崎▼ 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-283845
公開番号(公開出願番号):特開平8-149015
出願日: 1994年11月17日
公開日(公表日): 1996年06月07日
要約:
【要約】【目的】 動的辞書法による文字列の符号化伝送において、復号側における符号列の受信誤りが復号結果に大きな影響を与えないようにする。【構成】 情報源符号器1は、第2辞書11を用いた情報源文字列の符号化処理を行って送信後、処理対象となった部分に第1辞書11を用いた動的辞書法による符号化処理を施す。この過程において第1辞書11内の文字列のうち符号化での使用頻度の高い文字列を得て、該文字列を第2辞書21に追加登録する。情報源復号器2は、情報源符号器1からの受信符号列に対し、第2辞書22を用いた復号処理を行った後、この結果得られた文字列に対して第1辞書21を用いた動的辞書法による符号化処理を行う。この過程において第1辞書21内の各文字列のうち符号化での使用頻度の高い文字列を得て、該文字列を第2辞書22に追加登録する。
請求項(抜粋):
文字列を符号に対応付ける第1および第2の辞書を使用し、情報源文字列を順次符号化する方法であって、a.第2の辞書を更新することなく、前記情報源文字列に対する符号化処理を該第2の辞書に基づいて規定復号処理段階まで進め、b.前記規定復号処理段階までの符号化処理を進める前の情報源文字列に対し、前記第1の辞書を用いた符号化処理であって、符号化過程において新規な文字列が出現した場合に該文字列を符号化するための情報を前記第1の辞書に追加しつつ符号化を進める動的辞書法による符号化処理を施すとともに、この動的辞書法による符号化処理の過程において前記第1の辞書内の各文字列の符号化に使用された頻度を求め、c.前記各文字列の頻度に基づいて前記各文字列の中から以後の情報源文字列の符号化に使用すべき文字列を選択し、この文字列に新規な符号を割り当て、該文字列を該符号に対応付ける情報を前記第2の辞書に追加し、d.aに戻って処理を繰り返すことを特徴とする文字列の符号化方法。
IPC (2件):
H03M 7/46 ,  G06F 5/00

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