特許
J-GLOBAL ID:200903085829580579

動きベクトル検出装置、および動きベクトル検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外7名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-367163
公開番号(公開出願番号):特開2003-169335
出願日: 2001年11月30日
公開日(公表日): 2003年06月13日
要約:
【要約】【課題】 動きベクトル検出に必要な演算量を低減する。【解決手段】 処理対象画素ブロックに値が0のデータを付加(S102)した拡張処理対象画素ブロックをFFTして第1のFFT結果を得る(S103)。また、参照画像における類似画素ブロックの探索範囲を9つの部分探索範囲画素ブロックに分割し(S105)、それぞれをFFTして第2のFFT結果を得る(S106)。第1、2のFFT結果の一方の複素共役と他方とを複素乗算して(S107)、乗算結果を逆FFTした(S108)逆FFT結果と、各候補画素ブロックの画素データの2乗和(S110)とに基づいて、処理対象画素ブロックと候補画素ブロックとの類似程度の評価値を求め(S111)、その評価値が最小となる候補画素ブロックである類似画素ブロックを検出して(S112)、動きベクトルを算出する(S113)。
請求項(抜粋):
処理対象画像における複数の画素データから成る処理対象画素ブロックに対して、参照画像における上記処理対象画素ブロックに対応した位置の所定の探索範囲内に含まれる複数の候補画素ブロックのうち上記処理対象画素ブロックに類似する類似画素ブロックを検出し、上記処理対象画素ブロックと上記類似画素ブロックとの相対位置を求める動きベクトル検出装置であって、上記探索範囲の画素データ群を、全ての上記候補画素ブロックが少なくとも何れかの部分探索範囲画素ブロックに含まれるように重なり合った複数の部分探索範囲画素ブロックに分割する探索範囲分割手段と、上記処理対象画素ブロックに値が0の画素データを付加して、上記部分探索範囲画素ブロックと同じ大きさの拡張処理対象画素ブロックを構成する拡張手段と、上記拡張処理対象画素ブロックと、各上記部分探索範囲画素ブロックとに基づき、2次元高速フーリエ変換処理、および2次元高速逆フーリエ変換処理を用いて、上記処理対象画素ブロックと各上記候補画素ブロックとの類似程度を算出し、その算出結果に応じて上記類似画素ブロックを検出する類似画素ブロック検出手段と、上記処理対象画素ブロックと上記類似画素ブロックとの相対位置を求める動きベクトル検出手段と、を備えたことを特徴とする動きベクトル検出装置。
IPC (4件):
H04N 7/32 ,  G06T 7/20 ,  H03M 7/30 ,  H03M 7/36
FI (4件):
G06T 7/20 B ,  H03M 7/30 A ,  H03M 7/36 ,  H04N 7/137 Z
Fターム (21件):
5C059KK15 ,  5C059KK19 ,  5C059NN03 ,  5C059NN10 ,  5C059NN28 ,  5C059NN30 ,  5C059NN36 ,  5C059NN37 ,  5C059UA02 ,  5J064AA02 ,  5J064BA16 ,  5J064BB01 ,  5J064BB03 ,  5J064BC09 ,  5L096AA06 ,  5L096DA02 ,  5L096FA23 ,  5L096FA26 ,  5L096GA19 ,  5L096HA04 ,  5L096JA11

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