特許
J-GLOBAL ID:200903085833554949

光ピックアップ装置の組立方法及び光ピックアップ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 田村 敬二郎 ,  小林 研一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-108661
公開番号(公開出願番号):特開2005-293746
出願日: 2004年04月01日
公開日(公表日): 2005年10月20日
要約:
【課題】3つの異なる波長の光束と2つの対物レンズとを組み合わせて、3種類の光情報記録媒体に記録再生可能な光ピックアップ装置の組み立てる時の手間の軽減。【解決手段】第1の対物レンズOBJ1が、第1半導体レーザLD1からの光束に対して像高優先設計されており、第2の対物レンズOBJ2が、第2の半導体レーザLD2及び第3半導体レーザLD3からの光束に対して像高優先設計されている。対物レンズOBJ1、OBJ2は、入射光束の傾きに対しコマ調整感度が低い。対物レンズOBJ1、OBJ2のチルトに対しては、コマ調整感度が高いので、対物レンズOBJ1、OBJ2の傾きを精度良く調整する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
380nm≦λ1≦450nmを満足する第1の波長λ1の光を出射する第1の光源と、600nm≦λ2≦700nmを満足する第2の波長λ2の光を出射する第2の光源と、750nm≦λ3≦850nmを満足する第3の波長λ3の光を出射する第3の光源と、第1の対物レンズと、第2の対物レンズと、前記第1の対物レンズと前記第2の対物レンズとを保持するレンズホルダと、前記レンズホルダを駆動するアクチュエータと、前記アクチュエータを支持するアクチュエータベースと、前記第1、第2又は第3の光源と、前記第1又は第2の対物レンズとの間の光路内に配置された液晶素子と、を有し、前記第1の対物レンズを介して、前記第1の光源からの光束を、厚さt1の保護層を介して第1光情報記録媒体の情報記録面に集光させることによって、情報の記録及び/又は再生を行うことが可能となっており、前記第2の対物レンズを介して、前記第2の光源からの光束を、厚さt2(t1≦t2)の保護層を介して第2光情報記録媒体の情報記録面に集光させることによって、情報の記録及び/又は再生を行うことが可能となっており、又、前記第3光源からの光束を、厚さt3(t2<t3)の保護層を介して第3光情報記録媒体の情報記録面に集光させることによって、情報の記録及び/又は再生を行うことが可能となっている光ピックアップ装置の組立方法であって、 前記液晶素子は、前記第1の光源と前記第1の対物レンズ、前記第2の光源と前記第2の対物レンズ、前記第3の光源と前記第2の対物レンズの少なくとも一つの間に配置され、情報の記録及び/又は再生を行おうとする光情報記録媒体の情報記録面に集光された光束におけるコマ収差を制御するようになっており、 前記第1の対物レンズは、前記第1の光源からの光束に対して像高優先設計がなされており、前記第2の対物レンズは、前記第2の光源及び前記第3の光源からの光束に対して像高優先設計がなされており、 前記第1の対物レンズを介して、前記第1の光源からの光束を第1光情報記録媒体の情報記録面に集光させるようにした時、該集光スポットのコマ収差が軽減するよう、前記アクチュエータベースの傾きを調整するステップと、 前記第2の対物レンズが、前記第2の光源からの光束を、前記第2光情報記録媒体の情報記録面に集光させるようにした時、該集光スポットのコマ収差が軽減するよう、前記レンズホルダに対する前記第2の対物レンズの傾きを調整するステップと、を有することを特徴とする光ピックアップ装置の組立方法。
IPC (4件):
G11B7/22 ,  G11B7/08 ,  G11B7/125 ,  G11B7/135
FI (4件):
G11B7/22 ,  G11B7/08 A ,  G11B7/125 A ,  G11B7/135 A
Fターム (14件):
5D117AA02 ,  5D117CC07 ,  5D117HH01 ,  5D117HH09 ,  5D117HH13 ,  5D117KK20 ,  5D789AA41 ,  5D789BA01 ,  5D789EC04 ,  5D789FA08 ,  5D789JA49 ,  5D789JA62 ,  5D789NA02 ,  5D789PA05
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 光ヘッド用対物レンズ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-098488   出願人:旭光学工業株式会社
  • 光学ヘッド
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-296386   出願人:松下電器産業株式会社
審査官引用 (3件)

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