特許
J-GLOBAL ID:200903085833881842

インライン型カラー陰極線管装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大胡 典夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-274481
公開番号(公開出願番号):特開2001-103500
出願日: 1999年09月28日
公開日(公表日): 2001年04月13日
要約:
【要約】【課題】 良好なビームスポットを得るためにコンバーゼンス補正手段を導入した場合に生ずるコマフリーコイルとの相互作用を解決し、かつコストや電力の損失の少ないカラー陰極線管装置を構成することを目的とする。【解決手段】 カラー陰極線管装置において、一列配置の3電子ビームの配列方向周辺でのビームスポット形状を良好にするコンバーゼンス補正手段を設け、そのコンバーゼンス補正コイル13a,13b を駆動する駆動回路62に、第1軸方向の偏向に同期したパラボラ状波形電圧16に第2軸方向の偏向に同期した波形電圧を基にして形成した波形電圧を重畳したコンバーゼンス補正電流を供給し、第1軸方向の偏向に同期したコンバーゼンス補正とともに第2軸方向の偏向に同期したコンバーゼンス補正を重畳しておこなう回路を設けた。
請求項(抜粋):
管軸と交差しかつ互いに直交する第1軸と第2軸をもち内面に蛍光体スクリーンが設けられた矩形状のパネル、このパネルに連設された漏斗状のファンネルおよびこのファンネルの径小部端に連設されたネックからなり、上記パネルの中心に対する対角端のネック側への落差から円近似したパネルの曲率半径が上記蛍光体スクリーンの対角有効径の2倍以上の平坦度を有する真空外囲器と、上記ネック内に設けられ、上記第1軸方向を配列軸とするセンタービームおよび一対のサイドビームからなる一列配置の3電子ビームを放出し、この3電子ビームが上記蛍光体スクリーンの全域でほぼ最適なフォーカス状態となるように設定された電子銃と、上記ネックから上記ファンネルの径小部の外側にかけて装着され、上記3電子ビームを上記第1軸方向に偏向する偏向磁界および上記第2軸方向に偏向する偏向磁界を発生する偏向ヨークとを備えるカラー陰極線管装置において、上記蛍光体スクリーンの中心に対して上記第1軸方向周辺で相対的に上記一対のサイドビームを上記センタービームから遠ざける方向に変位させることにより上記蛍光体スクリーンの第1軸方向周辺での上記3電子ビームのビームスポット形状を良好にするコンバーゼンス補正手段が設けられ、このコンバーゼンス補正手段が上記電子銃の陰極から上記偏向ヨークの中心までの間に配置されたコンバーゼンス補正コイルと、このコンバーゼンス補正コイルを動作させる駆動回路とからなり、この駆動回路が上記第1軸方向の偏向に同期したパラボラ状波形電流と上記第2軸方向の偏向に同期した波形電圧を基にして形成された波形電流を出力しかつこれら電流を重畳して上記コンバーゼンス補正コイルに供給し、上記第1軸方向の偏向に同期したコンバーゼンス補正とともに上記第2軸方向の偏向に同期したコンバーゼンス補正を重畳しておこなう回路構成からなることを特徴とするカラー陰極線管装置。
IPC (2件):
H04N 9/28 ,  H01J 29/76
FI (2件):
H04N 9/28 A ,  H01J 29/76 D
Fターム (19件):
5C042HH01 ,  5C042HH02 ,  5C042HH12 ,  5C060BE02 ,  5C060BE07 ,  5C060CA04 ,  5C060CE02 ,  5C060CF00 ,  5C060CF03 ,  5C060CG03 ,  5C060CG04 ,  5C060HA02 ,  5C060HA03 ,  5C060HA07 ,  5C060HA10 ,  5C060HA14 ,  5C060HB17 ,  5C060HB18 ,  5C060JA01

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