特許
J-GLOBAL ID:200903085847877058

連続溶融金属メッキラインのメッキ付着量自動制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 傅
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-257758
公開番号(公開出願番号):特開平6-108219
出願日: 1992年09月28日
公開日(公表日): 1994年04月19日
要約:
【要約】【目的】本発明は、連続溶融金属メッキラインにおけるメッキ付着量自動制御方法に関し、応答性,安定性に優れ、且つ、プロセス量が変化した場合でも目標値に速やかに収束するようにして、メッキ付着量制御精度ひいては製品品質の向上をはかることを目的とする。【構成】そこで、メッキ浴槽2を通過した被メッキ材1の表面に向け気体を吹き付けメッキ付着量を調整するノズル3を設け、ノズル3から被メッキ材1への噴射圧力を設定するフィードフォワード制御手段14と、設定メッキ付着量と実メッキ付着量との偏差量に応じ噴射圧力を修正するフィードバック制御手段13とをそなえ、ノズル3の配置位置を通過中の被メッキ材1上のメッキ付着量を予測計算し、その予測計算値と設定メッキ付着量との偏差量を演算し、その偏差量に基づき噴射圧力を修正してフィードフォワード制御することを特徴とする。
請求項(抜粋):
溶融金属メッキ浴槽を通過した被メッキ材の表面に向けて気体を吹き付け該被メッキ材におけるメッキ付着量を調整しうる気体噴射ノズルを、前記溶融金属メッキ浴槽上方の被メッキ材出口近傍に設け、設定メッキ付着量,前記被メッキ材の移動速度,前記の被メッキ材と気体噴射ノズルとの間隔および前記溶融金属メッキ浴槽の浴面からのノズル高さに応じて前記気体噴射ノズルから前記被メッキ材へのノズル噴射圧力を設定・制御するフィードフォワード制御手段と、前記設定メッキ付着量と実際のメッキ付着量との偏差量に応じて前記ノズル噴射圧力を修正・制御するフィードバック制御手段とをそなえ、これらの制御手段により前記被メッキ材へのメッキ付着量を自動的に制御する方法において、前記気体噴射ノズルの配置位置を通過中の前記被メッキ材上のメッキ付着量を予測計算し、その予測計算値と前記設定メッキ付着量との偏差量を予測偏差量として演算し、該予測偏差量に基づいて前記ノズル噴射圧力を修正してフィードフォワード制御することを特徴とする連続溶融金属メッキラインのメッキ付着量自動制御方法。

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