特許
J-GLOBAL ID:200903085862593350

渦電流プローブ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 生沼 徳二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-036509
公開番号(公開出願番号):特開平10-307126
出願日: 1998年02月19日
公開日(公表日): 1998年11月17日
要約:
【要約】【課題】 安価で手持ち可能であり、且つ滑らかに湾曲した面に対しても一様な圧力を加え得る渦電流プローブを提供する。【解決手段】 プローブは、支持部材(12)、縦軸線(28)を持ち且つ中孔(33)を画成する半径方向内側を向いた面部分(32)を持つ外面(30)を含む環状の第1の弾性部材(14)、前記中孔全体を覆う弾性膜(16)、第1の弾性部材よりも大きい弾性係数を持ち且つ前記中孔の中に配置された第2の弾性部材(18)、および可撓性の渦電流検知コイル(20)を有する。第1の弾性部材の外面の第1の端面部分(36)が支持部材に接触している。弾性膜の第1の面(46)が第1の弾性部材の第2の端面部分(38)に接触する。第2の弾性部材の第1の面(50)が弾性膜の第2の面(48)に接触する。渦電流検知コイルは第2の弾性部材の第2の面(52)の一部分の上に配置されている。
請求項(抜粋):
支持部材、縦軸線を持ち、且つ第1の弾性係数を持つ全体的に環状の第1の弾性部材であって、当該第1の弾性部材の外面が、中孔を画成する全体的に半径方向内側を向いた面部分、全体的に半径方向外側を向いた面部分、並びに各々がこれらの半径方向内側および半径方向外側を向いた面部分に接続された全体的に対向する第1および第2の端面部分を含み、該第1の端面部分が前記支持部材に接触している第1の弾性部材、全体的に前記中孔全体を覆うように延在する弾性膜であって、対向する第1および第2の面を持ち、該第1の面が、前記第1の弾性部材の前記外面の前記第2の端面部分と接触しているが、前記第1の弾性部材の前記外面の前記全体的に半径方向内側を向いた面部分には付着していない弾性膜、全体的に対向する第1および第2の面を持ち、且つ前記第1の弾性係数よりも大きい第2の弾性係数を持つ第2の弾性部材であって、当該第2の弾性部材は、前記中孔の中に配置されているが、前記第1の弾性部材に付着していず、当該第2の弾性部材の前記第1の面が前記弾性膜の前記第2の面に接触している第2の弾性部材、および前記第2の弾性部材の前記第2の面の一部分の上に配置されている可撓性の渦電流検知コイル、を有していることを特徴とする渦電流プローブ。

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