特許
J-GLOBAL ID:200903085866929875

導波路型マトリツクス光スイツチ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 谷 義一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-058458
公開番号(公開出願番号):特開平5-072575
出願日: 1992年03月16日
公開日(公表日): 1993年03月26日
要約:
【要約】【構成】 基板(11)の上で光導波路(31a-31b,32a-32b)を2箇所で互いに近接させて、2個の方向性結合器(33a,33b)とし、該2個の方向性結合器(33a,33b)間の2本の光導波路(31a-31b,32a-32b)の少なくとも一方に、光位相シフタ(34a)を設けたマッハツェンダ光干渉計回路をスイッチ要素とする導波路型マトリックス光スイッチ。スイッチ要素内の2個の方向性結合器(33a,33b)の間の2本の光導波路(31a-31b,32a-32b)の実効光路長差が、スイッチオフ状態で信号光波長の2分の1に設定され、しかも光スイッチ要素内の前記2本の光導波路が、互いに交差している。【効果】 方向性結合器の結合率設定誤差に強く、消光比の優れた導波路型マトリックス光スイッチを提供できる。
請求項(抜粋):
複数の入力端と、複数の出力端とを備え、入力された信号光を切り替え出力する導波路型マトリックス光スイッチにおいて、前記入力端にそれぞれ接続された複数の入力光導波路と、前記出力端にそれぞれ接続された複数の出力光導波路と、前記入力光導波路と前記出力導波路との各交点位置に配置された複数の光スイッチ要素とを具備し、前記各光スイッチ要素は、基板上で2本の光導波路を2箇所で互いに近接させ、該2箇所の間の前記2本の光導波路が前記信号光の半波長分の実効光路長差を有するように構成された結合率の等しい2個の方向性結合器と、該2個の方向性結合器間の前記2本の光導波路の少なくとも一方に配設され、前記実効光路長差を前記信号光の波長の整数倍に切り替える光路長差切り替え手段と、前記2本の光導波路を交差させた交差部とを具備することを特徴とする導波路型マトリックス光スイッチ。

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