特許
J-GLOBAL ID:200903085877274480

電子メール転送制御方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 境 廣巳
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-193437
公開番号(公開出願番号):特開平6-014055
出願日: 1992年06月26日
公開日(公表日): 1994年01月21日
要約:
【要約】【目的】 電子メールシステムに於いて、電子メールの配信が失敗となるケースを少なくする。【構成】 電子メールを一時保持するMTA メール受信バッファ15の空き容量が所定値以下になると、転送保留制御MPDU作成手段11は転送保留とする電子メールの条件を示す転送保留制御MPDUを作成し、メッセージ転送エージェント2に送信する。この転送保留制御MPDUは転送保留制御MPDU解析手段21で解析され、メール抽出手段23は解析結果に従って、MTA メール送信バッファ25中の電子メールの内、転送保留を指示されていない電子メールのみをメッセージ転送エージェント1に送信する。この規制によりMTA メール受信バッファ15の空き容量が上記所定値を越えると、転送保留解除MPDU作成手段12が上記条件を解除することを示す転送保留解除MPDUを作成し、メッセージ転送エージェント2に送信する。
請求項(抜粋):
第1のメッセージ転送エージェントと、該第1のメッセージ転送エージェントに隣接する第2のメッセージ転送エージェントとを含む電子メールシステムに於いて、前記第1のメッセージ転送エージェントは、前記第2のメッセージ転送エージェントからの電子メールを一時保持する受信バッファと、該受信バッファの空き容量を検出するバッファモニタ手段と、該バッファモニタ手段が検出した前記受信バッファの空き容量が所定値以下になった場合、転送を保留させる電子メールの条件を示す転送保留制御データを作成し、前記第2のメッセージ転送エージェントに送信する転送保留制御データ作成手段と、前記バッファモニタ手段が検出した前記受信バッファの空き容量が前記所定値を越える値になった場合、前記転送保留制御データによって指定した条件を解除することを示す転送保留解除データを作成し、前記第2のメッセージ転送エージェントに送信する転送保留解除データ作成手段とを含み、前記第2のメッセージ転送エージェントは、前記第1のメッセージ転送エージェントに送信する電子メールを一時保持する送信バッファと、前記転送保留制御データ作成手段からの転送保留制御データを解析する転送保留制御データ解析手段と、前記転送保留解除データ作成手段からの転送保留解除データを解析する転送保留解除データ解析手段と、前記転送保留制御データ解析手段の解析結果と前記転送保留解除データ解析手段の解析結果に基づいて、前記送信バッファに溜まっている電子メールの内、転送を保留することが指示されていない電子メールのみを前記第1のメッセージ転送エージェントに転送するメール抽出手段とを含むことを特徴とする電子メール転送制御方式。
IPC (3件):
H04L 12/54 ,  H04L 12/58 ,  G06F 13/00 351

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